2008年01月07日

NHKスペシャル 激流中国「5年1組 小皇帝の涙 」を観て

NHKスペシャル 激流中国「5年1組 小皇帝の涙 」 を観て
(2008年1月6日(日) 午後9時15分〜10時4分、NHK総合テレビ放映)

普段、テレビを見ないのですが、興味深いテーマだったので観てみました。
この番組で取り上げられた親子の会話を見て、感じるところが多々ありました。

子どもがかわいそうだな。
親御さんたちは必死だな。
何もそこまでやらなくてもいいのに。
昔の日本と似ているな。

いろいろな感情がよぎったのではないでしょうか。

銭君が、自分の予想以上に、数学テストでいい点数を取りました。
彼は、嬉しくてウキウキして家に帰りました。
点数のことをほめてもらいたかったのでしょう。
母親の反応は、「まあまあだね」といった表現でした。
その後、「早く宿題やりなさい」と続きます。
うまく感情が伝わっていないなぁと残念に思ってしまいました。

後半部分に、子どもが親に思いを訴えるシーンがありました。
参観学級会というか、保護者と生徒が向かい合って座り、
子どもの苦悩を親にも理解してもらおうとする担任の試みでしょう。

この子どもの言葉には、胸を打たれました。
これは、この番組で取り上げられている親たちだけではなく、
少しくらいは今日の日本の親にも通じるところがあるはずです。

海外の事例のため客観的に観られたから、

日本の子どもたちより表現がストレートだったから、

理由は様々ですが、

私は学ぶところの多い番組でした。

再放送が、1月8日(火)深夜0:10〜0:59に放映されます。

※実際の、暦の上での日付は、1月9日(水)になります。

 

番組の内容(以下、NHKオンラインより引用)

http://www.nhk.or.jp/special/onair/080106.html 

 「一人っ子」政策を実施してきた中国。

以来、一人っ子家庭で、親が子を過保護に育てる、いわゆる「小皇帝」問題が指摘されて久しい。

こうした親の過剰な期待、教育ブームの過熱ぶりがおさまることはない。

しかしそれが子供たちに重い負担となり、心に暗い陰を落としているというシンクタンクの報告が行われ、中国政府も、学力偏重主義に警告を鳴らし始めた。

今回はこうした教育をめぐる問題を取り上げる。

番組の舞台は南部、雲南省。人口500万の省都・昆明の公立小学校5年生のクラスである。

貧富の格差拡大、大学生の就職戦線の厳しさの中で、親たちの“よりいい学校へ進学させたい”という学歴崇拝は高まるばかり。

1年生から英語を学び、数学は世界で一番難しいといわれるほどの学習レベル、小学校の現場は親の頃とは全く違う。

親は子供を叱咤激励し、愛の鞭も惜しまない。学校側も成績のいい子供を多く輩出すれば、評価が上がるため、教育に力を入れる。学校を支配する“成績至上主義”、しかし「それでいいのか?」と葛藤する子供たちが、悩みや苦しみを訴え始めた。

番組は、こうした現場を記録。親子それぞれの心のうちに迫る。

 



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