2008年01月27日

NHK土曜ドラマ 「フルスイング」を観て

中高校生とのかかわりを考えるために、
とても勉強になるドラマです。

第二回目の放送では、農協で講演を行った高畠先生と
悩んでいる時任先生との車内での会話が印象に残っています。

高畠先生は、プロ野球選手の指導理念から、
高校生自身が答えを見つけていけるようサポートする重要性をかたります。
それに対し、時任先生は、高校生には厳しく教えてあげなければ伸ばすことはできないと考えているようです。
高畠先生は、高校生のたくましさ・強さを認めるのです。


以下、NHK土曜ドラマ フルスイングホームページより

http://www.nhk.or.jp/dodra/fullswing/index.html

 

【ドラマのストーリー】

  「教える」ことに人生の全てを捧げた一人の男がいました。打撃コーチ高畠導宏さん。七つのプロ球団を渡り歩き、落合、イチロー、小久保、田口を始め、30人以上のタイトルホルダーを育てた名伯楽は、還暦間近で福岡の高校の教師になりました。

  高畠さんは30年のコーチ人生で培った優れたコーチング力で、悩める思春期の子どもたちと現場の教師たちを大きく変えていきます。

  自ら、悩み、迷い、葛藤する姿をさらけ出す素敵さ。高みから何かを教えるのではなく、「生きる力」を伝えようとする熱意。「俺だけの先生」「私だけの先生」と子どもたちに思わせる「好きにならずにいられない」教師の姿がそこにありました。

  わずか1年でがんに倒れ、志半ばで逝去した新米教師「高さん」と、彼の思いを受け止め、成長していく子どもたちと教師たちの感動の実話をドラマ化します。

 

高畠導宏さんのプロフィール

  昭和19年岡山県生まれ。「岡山の怪物バッター」として知られ、丸善石油、中央大学の野球部を経て昭和42年南海ホークスに入団。怪我により47年から打撃コーチに転進。以降、ロッテオリオンズ、ヤクルトスワローズ、ダイエーホークス、中日ドラゴンズ、オリックスブルーウェーブ、千葉ロッテマリーンズと7球団をわたりながら、のべ30人以上のタイトルホルダーを育て上げた。平成15年より福岡県私立筑紫台高校の社会科教諭に。翌年、すい臓がんのため、永眠。



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