2008年02月12日
バレンタインデーの由来
もうすぐ、バレンタインデーですね。
あんなの、「お菓子会社の陰謀だから」
と商業主義を否定したくなる気持ちもわかりますが、
そもそもの始まりは美しく、悲しい話です。
バレンタインデーの由来についてお話します。
実は、ローマ時代までさかのぼります。
1740年ほど昔のことです。
ローマ皇帝グラディウス2世によって、
兵士は結婚を禁止されていました。
このとき、兵士と恋人を結婚させていたのが
バレンタイン司祭です。
そして、2月14日はバレンタイン司祭が処刑された日なのです。
戦場へ行く兵士たちの心残りにならないように。
未亡人になったらかわいそうだから。
そんな理由で結婚が禁止されたと考えられます。
しかし、結婚を諦めた兵士に、心残りはなかったでしょうか?
好きな人との結婚を諦めた女性は幸せだったでしょうか?
バレンタイン司祭は、「今」を生きることを説いたのです。
未来の自分を勝手に想像して、
「今」の気持ちを押し殺してしまわないでください。
「あなたを幸せにすることができないから」
といって告白を諦めれば、後悔しながら生きることになります。
「こんなことなら、恋なんてするんじゃなかった」
傷つき、悲しい気持ちになることもあるでしょう。
しかし、その胸の痛みは、新たなスタートでもあるのです。