2008年05月21日

スケッチで学んだこと

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東京復活大聖堂教会

 

お茶の水

東京復活大聖堂教会

 

 

 

先週、絵の教室に参加し、

お茶の水で6時間ほどスケッチをしてきました。


こんなに長時間描いたのは、小学生以来です。

学校の授業意外で、スケッチをすることなどなかったので、

とても新鮮でした。

 

観察する力、見たものを切り取っていく(切り捨てていく)力、

スケッチブックなど限られた場所に観察したものを構成する力など、

手先の技術だけではない能力が必要なことがわかりました。

 

ニコライ堂優先順位をつけ、やらなくてもよいことを切り捨てる勇気、

全体を見渡し、現在の状況を把握する視点、

自分の持ち味を魅せるための表現力、

私たちの日常生活に必要なことを学ぶことができました。

 

「絵には、うまい、下手はない。

どの絵も誰にも真似できないオリジナルだ。

自分らしい絵を描きなさい。」

と、先生から教わりました。

 

これは、私たちの生き方にも通じますね。

最後に、『絵で解く算数』という本を紹介します。
副題には「描いて育てる考える力」とあり、
腰帯には
「計算問題の反復練習では決してのびない
“文章題”の力がアップする“絵コンテ読解!”」
「“絵”にすれば解く楽しさがわいてくる!」とあります。

ある女の子のエピソードです。
「見えるように話す」
「文章のない絵日記をつけさせていた」という母親の話から、
「子どものペースを大事にし、見守る」、
「子ども自身に考えさせる」こと、
そして「見え考える習慣」や「じっくり見守る親の態度」が
いかに大切であるかを、著者は理解したようです。

遊びごとでも習いごとでも、
自主的に工夫する思考習慣やトレーニングは、
脳の思考回路を発達させるののですね。 

さらに、「思考の大部分は、“視覚イメージの再現・操作”」
と著者は書いています。



ukon7 at 09:44│Comments(0)TrackBack(0)clip!コラム 

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