2010年07月19日

東葛リベラルアーツ×柏まちカレ「裁判員制度を体験しよう!」

東葛飾高校の「東葛リベラルアーツ」教養講座と、
柏まちなかカレッジのジョイント企画という形で参加させて頂きました。

千葉地方検察庁の協力のもと、東葛飾高校では、2年ほど模擬裁判を実施してきました。今回、実際に裁判員裁判を体験してみたい市民の方(成人)を募集し、様々な世代の方と高校生が一緒のテーブルを囲み、話し合いました。

私、山下洋輔は、被告人の役を演じました。
模擬裁判


8人ごとに、4班に分かれて、有罪か無罪かを話し合いました。
どちらも、微妙なところで、どの班でも、意見は真っ二つに。
班で話合われた結果を、全体に発表しました。

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「こんなにも幅広い世代の人が、同じグループで話し合うということは、4月から多くの会場を回ってきたが、今回が初めて」。
「半々に意見が分かれていた。話合いでは、お互いの意見をよく聴き、様々な視点から検討されていた」。
こんな講評を、千葉地方検察庁の広報担当の方から頂きました。

教頭先生からは、年代や職業・立場が幅広かったので、いろんな視点からの意見が出て、勉強になったという感想を頂きました。
お札の持ち方、封筒へのお金の入れ方、金銭感覚、距離や時間の感覚など、自分の周囲では常識と考えられることが崩されていったようです。
高校生、その親、会社員、大学院生、ネットショップの社長、画家、教員・・・。多様な人間が集まったものです。

講師は、長束倫男先生。
長束先生は、私が東葛飾高校に教育実習でお世話になったときに温かく励まして下さったり、教員になる際にも、応援して下さった先生です。

そして、柏まちカレに参加てくれた私の大学友達は、
高校の後輩でもあり、長束先生の教え子でもあり、
法律の道に進んでいます。
柏まちカレを通して、いろんな出会いがありました。

千葉は、成田空港もあり、重大事件が多く、大阪に次いで全国2番目に裁判員候補者になる確立が高い県です。
このような機会を活かして、多くの方々に裁判員制度を体験して頂ければと思います。

日時: 7月17日(土)10:00〜12:00頃
場所: 千葉県立東葛飾高等学校
講師: 長束倫夫さん(千葉県立東葛飾高等学校教諭)
受講料: 無料


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