2013年03月16日
市民の手によるフューチャーセンターを-Hank氏から託された思い
昨年(2012年)4月に私たちはアムステルダムを訪問し、Hank Kune氏から、社会課題への取り組み方やフューチャーセンターの取組について意見交換させて頂きました。
Mr. Hank Kuneは、Educore代表(innovation and enterprise)で、Future Center Alliance founding partnerとして、世界のフューチャーセンターをネットワーク化し、相互作用を目指しています。
市民参加の社会づくりを構想されています。以前は、教材の開発にも携わっていました。
「市民の手によるフューチャーセンターを実現してほしい。欧州ではできなかったが、ぜひ、日本の動きに期待している。」
Hankさんから、このような思いを託され、帰国後、「市民の手によるフューチャーセンター」実現に向け、取り組んだのです。
それが、「食のフューチャーセンター柏」です。
http://food-fck.blogspot.jp/
ここでは、単なるワークショップに終わらせず、アウトプットと事業の継続性にこだわっています。地域密着で、課題の当事者を巻き込むよう働きかけました。
私は、この(2013年)2月に、アムステルダムにて、Mr. Hank Kuneに柏でのフューチャーセンターの取組みを報告し、ご助言を頂きました。
私たちの活動は、プロジェクトを通した学びがあり、Educationalだと評価いただきました。
特に、食育チームリーダー二瓶さんが提唱されたフード・リテラシーという考えを絶賛されていました。
ドイツのOsnabruckという小さな町に「農のフューチャーセンター」が今度の4月にできるそうです。農業ロボットなどに取り組まれているそうですが、大前提は似ているので、つないでいただけるとのこと。
もし、日本に来る機会があったら、柏にもよって"Food"と"Education"をテーマとしたワークショップをやってあげるよ、と言ってくださいました。心強いです。