2014年05月30日

学校運営と教育内容の改善する学校評価(accreditation)の仕組み

浜田博文編著『アメリカにおける学校認証評価の現代的展開』(東信堂、2014)「第2章 学校改善ツールとしての認証評価の展開−AdvancEDの創設に着目して」p65-p83より

各学校・各学区の状況に応じた認証評価、研究、継続的な改善の提供を目的としたAdvancEDは2006年に設立された。 p65-66
AdvancEDのHP 

AdvancEDの主な活動】p67
’Ь敝床繊accreditation)- 質の高い基準、継続的な改善、質保証、戦略的なパートナーシップ
調査、研究(resarch)-知識経営、研究、イノベーションの開発

成果物とサービス(puroduct and service)-出版、調査、webを使った改善ツール
だ賁膺Δ箸靴討粒悗咫profesional learning)-専門職能開発、学会、コンサルティング、eラーニン
AdvancEDの組織】p66,67
・理事会-6名・民間企業2名、私学校長1名、学区教育長1名、教員1名、大学教員1名
・最高経営責任者CEO・認証評価部門・専門職としての学び部門・イノベーション開発部門・情報及びテクノロジー部門
学校認証評価に用いられる基準】
.咼献腑鵑般榲、▲バナンスとリーダーシップ、指導と学習、ざ軌蘋果の記録と利用、ソ資源と支援のシステム、Ε好董璽ホルダーとの対話関係、Х兮嚇改善へのコミットメント
AdvancEDのサービスを受けるには】p68
認証評価を希望する学校は年会費625ドルを支払う。初年度は、これに登録料350ドルが加算される。
7つの基準を満たすこと、継続的改善プロセスに携わること、自己評価・外部評価を通じて質保証を示すことが、認証校には義務付けられる。

【学校改善のweb上のプログラム-ASSIST】p69-70
ASSISTとは、Adaptive System of School Improvemwnt Support Tools(学校改善支援ツールの適応システム)の頭文字を取ったもの。.廛蹈侫ール、▲如璽織ぅ鵐檗璽函↓自己評価、こ惺参善計画ビルダー、ゥ廛蹈哀薀猊床繊↓δ敢此↓認証評価マネジメント、保証の追跡、導入の追跡、学習と協働の10項目で構成され、改善計画の策定ー評価・認証−支援を一体的に、継続的に実施できるシステムである。AdvancEDのスケールメリットと企画開発力により可能となった。ASSISTによって、AdvancEDは、学校認証だけでなく、学校改善の支援の事業が確立してきた。

学区認証評価】p74-79
学区認証評価は、個別学校の改善よりも、学区内の関係性を重視し、学区全体に影響を及ぼす改善に力を注ぐ。改善は断続的ではなく、3‐5年間継続して行う。生徒の学習到達度を向上させるために全体システム(whole system)アプローチを採用。学区教育委員会と学校のコミュニケーションが増え、教育員会の支援が円滑となり、ビジョンの共有や確認し合うことができたと言う。
【地域協会の歴史を継承】
AdvancEDの活動を可能にしているのは、NEASやSACSといった地域協会が、アメリカで約一世紀をかけて学校認証評価の活動を蓄積し、社会的信頼や教育界における信頼を築き上げてきたことの上にあると言える。



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