2014年09月24日

哲学カフェと江戸の私塾がモデル-魁!!!歴史塾(柏まちなかカレッジ)

毎月、柏まちなかカレッジで魁!!!歴史塾を開講しています。
もともと、柏まちなかカレッジでは、1990年代にマルク・ソーテがパリで開始した哲学カフェを参考にして、活動をはじめました。ドイツの哲学者レオナルド・ネルゾンがはじめたネオ・ソクラティック・ダイアローグ(新ソクラテス対話)といった1920年代から続く活動など、専門家ではない市民が、カフェなどの気軽な場で対話し、知を探究していこうという取り組みを研究してきました。
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そんな中で生まれたのが歴史塾です。これまでの柏まちなかカレッジの活動から、哲学というと敬遠してしまう人が多いとわかっていました。大人になって学びたいという人も一定数いて、私自身が高校で教諭だった経験も活かせる、歴史を中心テーマに据えることにました。
江戸期の私塾もイメージしています。
歴史といっても、年号や人名といった知識を覚えるものではありません。
今まで学校で習わなかったような歴史の考え方を紹介して、今の生き方を考えるきっかけになるような話し合いの場を作ります。月一回くらいのペースで、現代社会や人生のヒントを見つけられるようなテーマで続けています。歴史カフェスタイルという話合いの場を提案しています。
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前半に、案内人から、その回のテーマについて話を聴きます。知識を得るわけです。
後半に、参加者で質問や意見が交わされます(実際には、前半から質問や関連話が、参加者からドンドン出てきていますが)。
重要なことは、参加することと「問い」を立てることです。参加者が持っているこれまでの知識や考え、経験、これまでの歴史塾の内容などと結びつけられていきます。そのテーマに詳しい案内人も、参加者たちから質問や意見を受けて、考えを深められます。この魁!!!歴史塾は、いわゆる探究の共同体なのです。
「問い」を立てるといっても難しいものではありません。具体的には、 舛呂匹ΔいΠ嫐?(定義)、△覆次(理由)、6饌領磴?(根拠)、に榲なの?(真偽)、イ匹Δ靴討修考えるのか?(前提となる考え)、Δ匹ΔいΨ誅世鬚發箸瓩襪里?(目的)などを質問していきます。
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これまでのテーマ。
1.歴史学の歴史
2.自分史について-歴史叙述(歴史が、どう書かれているかを考える)
3.日本文化史-10の大切なポイント
4.日本宗教史-生活と宗教
5.身体、武道、宗教、政治
6. 徳川綱吉と水戸光圀‐歴史のイメージ形成
7. 寺子屋と江戸の教育事情
8.一揆-これからの民主主義
9.「災害と復興」について(案内人:野田市郷土博物館学芸員の田尻美和子さん)
10.江戸時代の働き方
11.吉原-江戸の文化
12.婆娑羅(バサラ)
13.千利休と新しい価値の創造
14.キリシタン-高山右近と領国統治
15.「平家の落人伝説」について。
16.江戸の出版文化
17.江戸の学問•儒学の流れ
18.朱子学 憤篤眇諭ξ正大学専任講師田中有紀さん)
19.「暦」について
20.「忠臣蔵と儒学-赤穂浪士の処罰」をめぐって
21. 朱子学◆憤篤眇諭ξ正大学専任講師田中有紀さん)
22.「黒田官兵衛」について
23.「下総鮮魚街道」について(案内人・山中直子さん)
24.「利根川水運」の歴史
25.醸造と資本主義 昭鯊い蠅領鮖
26.醸造と資本主義◆松潴の歴史
27.三菱の歴史 憤篤眇諭神田須田教育開発株式会社代表取締役の犬塚岳史さん)
28.三菱の歴史◆憤篤眇諭Ωつ由抻砲気鵝
29. カクレキリシタン
30. 犬と忠臣蔵(案内人・仁科邦男さん)
31.阿部さんが語る東北の歴史(案内人:阿部さん)
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場所:YOL Cafe Frosch
参加費:500円
定員:約10名
案内人:山下洋輔ほか 
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