教育ニュース

2015年07月21日

待機児童だけでなく、質の高い幼児教育の実現に向けて

イタリアのレッジョ・エミリア市のように、自治体をあげて子どもが育つ環境を整え、質の高い幼児教育を提供できるように働きかけていきます。
これは子育て支援のみなず、地域全体にとって効果的な政策です。
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2000年にノーベル経済学賞を受賞したヘックマン氏の『幼児教育の経済学』を読みました。
■就学前教育がその後の人生に大きな影響を与えること。
■学力やIQに代表される認知能力だけではなく、忍耐力、やる気、協調性、計画性、リーダーシップといった非認知能力も重要。
■就学前教育への公的投資は、非常に収益率が高い。就学前教育は、将来の所得や健康を向上させ、生活保護率や逮捕率が低くなるという調査結果が出ている。
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幼児教育の重要性は認識されが、現在の日本では、幼児教育は家庭まかせになっています。
熱心なご家庭は素晴らしい幼児教育を受ける一方で、幼稚園や保育所に通わせることが困難な家庭が増えてくることが心配されています。

教育機会の保障という面からも、幼児教育は必要な政策だと考えています。

子育て環境が充実した自治体は、人口増加も期待できるということで、どの自治体も待機児童対策に力を入れてきました。
待機児童解消の実現が見えてきた今、もっと大きな視点で子育て支援や教育について取り組むべきです。

イタリアのレッジョ・エミリア市では、二十世紀最先端の教育理論と発達理論を研究し、それらをバランスよく組み立て、地域特性に合わせた教育を、公教育で実現させました。その幼児教育局主事は、以下のように語っています。

「子どもをめぐる政策が、子どもをめぐる政策だけにとどまることは決してなく、人々の現在の生活の質、未来の生活の質、そして未来の可能性と密接にかかわるものである」、と。

教育実践には、社会的運営と参加が大切です。学校内だけではなく、親や地域・社会をどう巻き込むか。他者への心遣いが、新たな心遣いを生むのです。公共のスペースに対する心遣いが、地域社会への参加へとつながります。

成功している教育実践は、地域コミュニティを築き、豊かな地域社会を実現させています。教育制度の改革が地方主権を推し進める、と言われるのはそのためです。

教育は、社会や人々の未来にとって、堅実な投資なのです。



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2015年01月31日

市場化する教育改革への警鐘

昨夜は、社会的な課題や教育の課題について、美味しいものを食べたり飲んだりしながら、まずは知っていこうという「ソーシャルごはん・マイミシュランの会」に参加し、
鈴木大裕さんから『アメリカの市場型教育改革と、失われゆく「公」教育』についてお話をお聴きしました。

鈴木大裕さんのプロフィールは以下です(Journalism 2014.4 no.287より)
「コロンビア大学大学院博士課程在籍・講師。1973年神奈川県生まれ。97年、米コールゲート大学教育学部卒。99年スタンフォード大学大学院修了(教育学)。2001年日本大学通信教育部教職課程修了。
02年から08年まで千葉市の公立中学校に勤務。
08年からフルブライト奨学生としてコロンビア大学大学院博士課程に在籍。
12〜13年PAGE Fellow。13〜14年Honjo International Scholar。「季刊人間と教育」で「アメリカ公教育の崩壊」を連載中。」
 
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教育を市場化するアメリカでの新自由主義改革と、日本の教育の流れにも重なる部分があります。
財政が厳しいのは確かですが、教育を市場に委ね、効率化することで、アメリカの教育現場はどのようになったのか。教育が、格差を拡大させているとのご指摘がありました。
 
公設民営学校教育バウチャー制度学校選択制ICT教育正規教員の削減、標準•スタンダードと説明責任•アカウンタビリティ学力テストとテスト対策、地方教育行政での首長の権限強化など、アメリカの現状も踏まえて考えなければならないと思います。
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2014年09月28日

地域のいろんな世代が集う場づくりプロジェクト「いいおかさんちであそぼ」を視察

世田谷区二子玉川の飯岡さんの空き部屋を、地域のいろんな世代が集う場所として活用する「いいおかさんちであそぼ」プロジェクトを見学してまいりました。ちょっとだけ自宅を開く「住み開き」です。
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飯岡さんは元保育園園長。その飯岡さんのお宅に、赤ちゃんとパパやママ、近所のおじさんやおばさんが集まり、子どもは遊び、大人は子どもを見守っています。飯岡さんのお友達やかつての教え子も集まり、赤ちゃん、子育て親、近所の方々と多世代間の交流が生まれています。
月齢の違う赤ちゃんが集まるので、発達段階がわかり、子育て中の親は勉強になります。悩み事の相談や子ども服•オモチャの交換なども行われています。近所で地域の活動を始めたい方が、飯岡さんに相談にみえられたりもしていました。プロジェクトを始めて1年と少しとのことですが、地域のプラットフォームとなりつつあります。
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今日は、ご近所にお住まいの方のアイデアで、世界を旅した体験談をお話頂いたそうです。地球儀を触ったり、世界の地理の本などを読み、子どもの興味関心は高まったようです。そして、何より、地域の資源が引き出され、お話しされた大人の自己肯定感も高まったと、柏まちなかカレッジの経験からも確信しています。
「教育や子育てに取り組んでいくと、詰まる所、地域や社会を良くしていかなければならない」飯岡さんはお話しされ、地方議会の動向にも注目されていました。戦後間もない頃の保育のお話や福祉行政についてもお聴きしました。
毎月第二、三日曜日の10:00-14:00に開催されています。10/5(日)朝8:30NHKの「さきどり」という番組で、写真で紹介されるそうです。(玄関の壁に掲示してあったお知らせより)
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やなぎ教育グループの山口さんとのグラディエ磯村夫妻が、企画運営されています。やなぎ教育グループは、幼児教育のプログラムサポートやレッジョエミリアの幼児教育・保育についてワークショップを企画されている教育グループです。レッジョエミリアの教育が、保育•教育関係者だけでなく、都市計画やまちづくり、デザインの関係者から注目されているように、この「いいおかさんちであそぼ」プロジェクトは教育とまちづくりの方々など、多様な方々で運営されていると感じました。
※今日、訪問した飯岡さん宅についての考えが説明されています。
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2014年09月25日

公立学校に国際バカロレアの導入を

21世紀に入り、大量生産大量消費のシステムから、グローバルに通用する多様で独創的な知識を基盤とした知識経済社会システムへの移行が始まっています。

これからは、価値観の異なる人々と協力しながら、問題を解決していくために必要なスキルが必要となってきます。知識を詰め込む教育だけではなく、「一生学び続けられる力」を育てていくための教育が求められています。そこで、今、国際バカロレアの教育プログラムが、国でも推進されようとしています。2014年9月に、文科省でのヒアリングのご報告です。

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国際バカロレアとは、生徒を主体とした独自の教育理念に基づいて1968年に設立された非営利教育機構で、カリキュラムの開発、生徒の評価、専門のIB教員の養成、IB校の認定・評価を実施している組織です。

図 国際バカロレアプログラムが求める学習者像

IB

児童・生徒が将来、急速に進むグローバル社会を生き抜く上で、学び、そして働き続けるために必要な知性、人格、情緒、社会的なスキルを身に着けることが可能な3歳〜19歳の児童・生徒を対象にした4つのプログラムを提供しています。

IBプログラム

2014年3月現在にて、世界147カ国、3,725の学校で導入され、1,167,000人以上の生徒が学んでいます。

平成25年6月14日閣議決定された日本再興戦略-JAPAN is BACK-では、「一部日本語による国際バカロレアの教育プログラムの開発・導入等を通じ、国際バカロレア認定校等を2018年までに200校の増加を目指す。」とあります。
平成25年5月に出された教育再生実行会議 第三次提言「これからの大学教育等の在り方について」でも、「国は、国際バカロレア認定校について、一部日本語によるディプロマ・プログラムの開発・導入を進め、16校から200校へと大幅な増加を図る」とあります。

IB認定校
これまで、国際バカロレアは、インターナショナルスクールや一部の私立高でしか導入されておらず、一般の家庭の児童生徒は、学びたくても学べないものでした。今、札幌市、東京都、佐賀県、滋賀県、京都府、北海道などでも国際バカロレアの導入が検討されています。
公立の学校で導入されることは、学力にバラつきがある児童生徒たちの協同的な学びの実現と教員の授業改善の
突破口になるとの期待が見込まれます。

公立学校でも、ぜひ、国際バカロレアの導入を進めていくべきであると考えます。私は、各自治体の教育委員会にも、働きかけてまいります。

具体的な部分もご紹介いたします。
海外の有名大学を目指す高校生も増えつつあり、
国際バカロレアではDP(ディプロマ・プログラム)が注目されています。カリキュラムは以下のようになっています。

IBカリキュラム
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□で囲まれている科目は、日本語で学べるようになります。数学は、日本語で学べません。しかし、数式は世界共通のものですので、そこをクリアできれば。
国際バカロレア資格の取得条件は、以下のようになっています。
IB取得条件
点数は大学入試で活用されます。
IB活用事例
点数の評価は、以下のようになっています。
IB評価

図や内容は、「国際バカロレア日本アドバイザリー委員会 報告書」より


今後、国内で国際バカロレアプログラムを実践されている学校の視察報告なども行っていくつもりです。




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2014年09月23日

プログラミング学習-教育環境の充実に向けて

Coder Dojo Kashiwaに関わり、プログラミング学習への手ごたえを感じ始めています。
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高校生が主催するCoder Dojo柏
Coder Dojo Kashiwa一周年
ゲーム中毒だった男子がプログラミングを学び、「ゲームに時間を使うのがもったいない。自分で面白いゲームを作ってみたい」と話していました。作り手の立場となり、主体的に考えられるようになったのです。プログラミング教育で印象に残っている話です。
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「【CEDEC 2014】注目される子供のプログラミング学習、その現状と課題とは?」という記事が興味深かったので、ご紹介いたします。

この記事でも指摘されているように、私自身も、評価、教える人材、環境整備に課題ととらえ、評価制度の確立や教える人材の育成に取り組んでいます。同時に、民間団体・企業と協働して、教育委員会や地域の学校にも働きかけ、教育環境の充実を提案しています。

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【CEDEC 2014】注目される子供のプログラミング学習、その現状と課題とは?
インサイド 9月9日(火)10時57分配信 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140909-00000004-isd-game

CEDEC 2014の初日、NPO法人CANVAS理事長で、デジタルえほん作家の石戸奈々子氏は「子どもたちのプログラミング学習の現状」と題したセッションを行いました。
2002年頃から国内外問わず、子どものプログラミング学習が盛んになっています。当時から子どもたちのプログラミングプログラミング学習の推進や、教育の情報化に取り組んできた石戸氏は、特にプログラミング分野への注目度の高まりに驚いているといいます。
昨年10月にグーグルのエリック・シュミット会長が来日した際、記者会見を行い、一年間で2万5000人の子どもたちにプログラミング学習を説けるということを発表したところ、石戸氏の元にもメディアや学校関係者からの問い合わせが激増したそうです。

プログラミング教育が盛り上がり始めたことには以下のようなことが背景にあります。
1. 子どもたちのタブレットなどのデバイスの日常使いの広がり
2. 学校現場でのデバイスの活用の広がり
3. 中学の技術・家庭の授業でのプログラミングの必修化
4. 成長戦略や世界最先端IT国家創造宣言へのIT教育の推進やIT人材を育成していく環境の整備・提供に取り組むことの明記
イギリスやエストニア、ニュージーランド、韓国、イスラエルなど、初等教育からプログラミングを必修とする国が続々と増えています。フィンランドも2016年にはプログラミングを初等教育の必修にすると宣言しています。
また、学校教育だけではなく、社会教育の場でもプログラミング学習は確実に広まっています。アイルランドで始まった子どもたちにプログラミングを教えるムーブメント「CoderDojo」は現在世界41カ国に広まっており、日本でもいくつかの事例があります。
アメリカの非営利団体Code.orgもプログラミング推進をしており、活動にはビル・ゲイツも賛同の声を送っています。2013年に開催されたComputer Science Education Weekでのオバマ大統領の「ゲームを買ったりアプリをダウンロードするだけでなく、自分でつくって遊んでほしい」という演説も話題になりました。
ニューヨークやシカゴなどいくつかの都市も初等教育でのプログラミングの必修化に向けて進んでいるところです。日本にもその流れはきていますが、ICTを教育に取り込むことは、日本ではなかなか進みづらいようです。

■子どもたちが自ら新しいものを作り発信する力を育てる、NPO「CANVAS」の取り組み
石戸氏が設立したNPO法人「CANVAS」は子どもたちが映画やアニメなどのデジタルコンテンツを自らつくる学びの環境をつくっていくことを目的としています。これまでに2000回のワークショップを開催し、30万人の子どもたちが参加しています。
これからの情報化社会を生きていく子どもたちに必要な力は、自ら新しいものを作り出す力であり、そしてそれを表現し発信する力であると石戸氏は語ります。
東京大学で行った、アニメや映画などのデジタルコンテンツを子どもたちだけでつくるサマーキャンプでは、すべての制作工程を子どもたちだけで行ってひとつのコンテンツを完成させました。
NTTドコモと協力して開催したワークショップでは、東京とパリの子どもたちを携帯電話でつないで写真を送りあい、交換した写真と文章から新しい物語をつくるというインタラクティブに国際交流ができる取り組みを行いました。
例えば、日本の子どもが起承転結をつけた4枚の写真をパリの子どもたちに送信し、その写真にパリの子どもたちが別のストーリーをつけて返信するというものです。
感覚的にストーリーをつくるパリの子どもに対して、日本の子どもは4コマでオチをつけようとするなど、国によって考え方の違いがあって面白いワークショップとなりました。
子どもたちの新しい学びの場として開催してきたワークショップ。はじめは学校や行政との関わりが多かったですが、最近は企業と協力してのワークショップの開催も増え、ビジネスとなりつつあります。

■スマート教育への転換、2020年には1人1台の情報端末を持たせる策も
子どもたちが休憩時間にiPadを使うようになったり、紙の本を拡大しようとピンチインする動作をしたりと、子どもたちの様子が変わってきたのは2010年あたりからだと言います。
考えてみれば2010年は「電子書籍元年」や「デジタルサイネージ元年」と呼ばれデジタルコンテンツ界が大きく盛り上げっていた年だったと言えます。
親たちも、古くなったデバイスを子ども用の遊び道具に使いまわしたりすることが多くなり、子どもへのデバイスの普及が急速に高まったことが、プログラミング教育が普及した理由のひとつではないでしょうか。今年の東京おもちゃショーでは、子ども向けのタブレットの展示も数多くされており、今後は人生はじめのタブレットをどこがとるのか、という競争が本格化していくことが予想されます。
0〜5才の子どもを持つ親519名に調査したところ、84.6%の親が子育てにインターネットが必要と回答したそうです。
iPadで読み聞かせを行うデジタル絵本や、子守唄をYouTubeを使って聞かせたりなど、子育てにとって、デジタルコンテンツはいまやかかせないものになってきているのです。
現代の親世代は、高校生の頃にiモードを持っていました。デジタルの恩恵を受けつつ育った世代のため、自分の子どもに持たせることにも抵抗がないのでしょう。
150年前の医者に現代で手術をやれと言ってもできないが、150年前の教師に現代で授業をやれと言ったらできてしまう―。そう言われるほどに教育は150年間、変化がない分野でした。そのため、あらゆる面で発展が遅れています。デジタルコンテンツは教育に大きな変化をもたらし、教育問題解決のひとつの糸口になるのではないでしょうか。
2020年までに子どもたちに1人1台の情報端末を持たせようとする策もあります。ウルグアイの子どもたちが2009年に訪れた際には全員100ドルパソコンを持っていました。韓国でも小学校の授業にタブレットを導入したりする施策が始まっています。
日本はまだまだ導入が遅れており、タブレット端末の導入は全国で20校の仮導入にとどまっています。2015年くらいまでに全国導入できないかという話もありますが、道のりは長いです。

■デジタル教育のメリットと身につく力
デジタル教育のメリットは大きく3つ挙げられます。
1. たのしい・創造
紙上では理解できなかったものを映像などでわかりやすく表現することができます。
2. つながる・共有
先生や児童、地域と児童などで教え合うことができます。
授業で手を上げなくても意見を持ってる子の意見を聞くこともできます。
3.便利・効率
それぞれのレベルにあった進度で授業を進めることができます。
採点もデジタル上で自動でできるので、先生の負担を減らすこともできます。
被災地・宮城で行った「プログラミングワークショップみやぎ」では、現地の先生から「こんなに自発的に学んでいる子どもたちを見たことがない」という感想もありました。自発的に学び、問題を解決する力をつけるのに、プログラミングは良質な教育コンテンツと言えるでしょう。

他にもプログラミング教育によって身につく力には以下のような力があります。
1. 自らの知識を構築していく力…応用力や総合力
2. 論理的思考力…過不足なくコンピュータに支持する能力
3. 新しい表現手法
4. 他者と協働する力

課題としては以下の3つがあげられます。
1. 評価
総合的な力を見るので、明確な評価基準がなく難しいです。
2. 教える人材
学校の先生にプログラミングを教えられる人が少なく、全体的に指導者が不足しています。
3. 環境整備
学校がデジタル化することに好意的でない人もおり、整備が滞ってしまいがちです。

ウェブサイトインターネットとできることでは、日本や海外の子どもたちが踏み出した新しい世界への一歩を紹介しています。日常のあらゆるものがコンピュータに制御されている現代社会で、プログラミングは普遍的な素養として必要なものです。
これからの時代の基礎教養として、プログラミング教育はさらに普及していくことでしょう。
【最終更新:9月9日(火)18時42分インサイド


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2014年08月28日

学校を設立するには?

現状の学校教育に満足できず、何とかしなければならないと考え、
「ないならば、自分で作ってしまおう」と、
理想とする教育を実現できるよな学校を設立しようと活動を始めたい方に向けて、どのような学校の形があるかを簡単にご紹介したいと思います。
.侫蝓璽好ールとして
学校教育法1条に定める学校の要件に該当せず、正規の学校としての認可を受けていない。様々な形がある。
児童・生徒の在籍する学校長の裁量により、フリースクール等の民間施設に通った期間を、学習指導要録上出席扱いすることができるようになり、進級・卒業も可能となった(小中学校は1992年から、高校は2009年から)。
事例:東京シューレ箕面子どもの森学園東京コミュニティスクール など
参考 NPO法人フリースクール全国ネットワーク

▲ぅ鵐拭璽淵轡腑淵襯好ールとして
現在、日本国内には117校のインターナショナルスクールが各種学校として存在。幼稚園から高校まで4918 名の児童・生徒が在籍 。(文部科学省 Website)。
一般的には外国人児童・生徒を対象としたものですが、近年様々な理由から日本人児童・生徒も増加傾向。 
国際バカロレアやアメリカのWASCの認定校として、海外の学校に進学することを前提としているものが多い。近年、日本の大学でも国際バカロレアを受け入れる大学が増えてきた。
WASC :Western Association of Schools and Colleges:米国西部地域私立学校大学協会
米国では6地区に分かれた米国教育省認定の学校認定機関があり、WASCはカリフォルニアを含む太平洋エリア、東アジア地区を担当。WASC認定校で12年の課程を修了した18歳以上の者には、大学入学資格(高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認められる者)が認められる。
国際バカロレア 1968年に発足した財団法人国際バカロレア機構 (IBO:本部=スイス・ジュネーブ)によって作られた国際的な教プ ログラムである。以下のプログラムがある。
(PrimaryYears Program = PYP)3−12歳・幼稚園・小学校レベル
(Middle Years Program =MYP)11−16歳/5年間/中学校レベル
(Diploma Program = DP)16-19歳/2年間/高校レベル・大学進学
(the International Baccalaureate Career-related Certificate
=IBCC) 16-19歳/2年間/高校レベル・就職・専門学校進学 
事例:東京インターナショナルスクール ISAK代表理事小林りんさんのインタビュー) 

9眤看定試験(大検)の専門学校として

つ命制高校に通う生徒のサポート校や学習センターとして

コ式会社立学校
小泉純一郎内閣の下で実施された構造改革特区の制度(特例措置番号816;学校設置会社による学校設置事業)を利用して、株式会社が設置した学校である。通信制学校が多い。

Τ惺史/佑鮴瀘する
新規に設立するほか、既存の学校や幼稚園、専門学校を再建する形もみられる。
トヨタ、JR東海、中部電力などが中心になって2006年に設立された学校法人海陽学園海洋中等教育学校など、企業の注目を浴びた。
河合塾は、東京学園と業務提携を結び、海外トップレベルの大学進学を目指した中等教育学校の設立を計画している。

大規模な話もありますが、一人の親が立ち上がって設立された事例もあります。
基本的には、ヽ惺擦鮑遒蠅燭い箸いγ膣屬鮟犬瓩襦↓教育理念や方針を立てる、事業計画を立てる、ぅ好織奪佞鮟犬瓩襦∋楡澆鮹気后∋童・生徒を集める。順序は、状況によって変わりますが、理念を立てること、仲間を集めることが、最初の一歩になります。 塾や寺子屋から始めた方もいます。
私も多くのご相談を頂き、様々な事例を見てきました。時代やみなさんの意識の変化し、ここ数年、学校の設立や教育への提言が進んできたと感じます。何かありましたら、ご連絡ください。

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2014年08月15日

小規模特認校「手賀東小学校」の学校見学会

私が柏市議会議員になって間もない平成23(2011)年12月の議会にて、手賀東小の教育について以下の質問しました。
「私は、手賀東小の授業や行事を見学し、地域の方の協力に支えられ、地域の伝統を大切にしながら、教職員が地域に開かれた学校運営の取り組みを見ました。教員の目が行き届き、児童一人ひとり、成長の物語が紡ぎだされていると感じました。もし、複式学級(※人数の関係で複数の学年で学級を編成すること)になったとしても、児童同士の学び合いを促進した新しい形式の授業が展開される可能性も考えられます。ただ、学習指導要領の兼ね合いもあります。文部科学省の研究開発校に手を挙げるなど、特色あるカリキュラムを作成することを提案しました。」
昨年度から「手賀東小学校」を小規模特認校に指定し、少人数ならではのきめ細かな指導や地域の特性を活かした活動など、特色ある教育を行うようになりました。来年度の新入生(全学年対象)など、このような教育環境でお子さんを学ばせたいと希望する方は、ぜひご参加ください。

学校は地域の核です。人口減少時代の小学校の統廃合問題は、まったなしです。手賀東小学校では、これからの学校のあり方のモデルとなるよう、イエナプランのような学年を越えた学び合いの実践や自然の中での学びなど、小規模だからこそ可能な教育を、とことん追求していくよう、私の全力で働きかけていきたいです。

【学校見学会】
・平成26年9月4日(木曜日)午前9時15分から正午頃まで
・集合場所 柏市役所本庁舎1階ロビー、沼南庁舎1階ロビー
・当日の予定
 午前9時15分 柏市役所本庁舎1階ロビー集合
 午前9時40分 沼南庁舎1階ロビー集合
 午前10時から11時30分頃 手賀東小学校到着後、学校の説明、学校内見学
 正午頃 沼南庁舎、柏市役所の順にて解散
・移動方法 市のマイクロバスにて移動
・平成26年8月15日(金曜日)から8月29日(金曜日)に、学校企画室までお電話にてお申し込みください。
・受付時間 受付期間中の月曜日から金曜日の午前9時から午後5時まで
・学校企画室 04-7191-7210


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2014年06月09日

東葛飾高校同窓会での校長先生のお話−中高一貫や医歯薬コース、リベラルアーツなど

東葛飾高校同窓会の定期総会に参加しました。
その中での学校長からのご挨拶の中で、母校の近況をご報告いただきました。
 「自主自律」の校是のもと、自らを律することで、「学力」「人間力」「教養」を高め、さらに生涯にわたるキャリアアップをとおし、 グローバル社会で活躍できる人材を育成することを教育の方針、理念として進めているとのこと。
その上で、特に3点をご説明頂きました。
/奮愡愼浬電盛擦箸靴
医歯薬コース(本年度・平成26年度より)の運営と中高一貫校(H28年度より)の準備作業の円滑な運営
リベラルアーツ講座(教養講座)の充実
※参照 東葛飾高校HPでの学校長あいさつ
 
進路重点指導校について
平成19年度より東葛飾高校は,千葉県教育委員会から進学指導重点校の指定を受けることになりました。授業について、力のある教員を集めているとのことです。
具体的には、以下のような授業を行っているとのこと。
(1)1,2年次に週2回7限授業を実施し,幅広い学力の充実に努めるとともに,3年次に多くの選択科目を設定し,生徒のニーズにきめ細かく対応します。
(2)実験実習を効果的に行うなど,各教科の特性に応じた学習形態を工夫し,生徒の知的好奇心を満足させ,学びを育む魅力ある授業を実践します。
(3)自ら課題を見つけ探求し,知識や技能の総合化をはかる自由研究を各学年で実施します。
※主に放課後,土曜日,長期休業中を活用し、東葛リベラルアーツ講座の名の下にサイエンス・パートナーシップ・プロジェクト等,高大連携や本校職員等による発展的講座を設けています。これについては、で紹介します。
私の在学中(1994‐96年度)は、授業で一切の受験対策が排除されていました。(1)3年次に時間割を自分たちで組める選択科目、(2)実験実習、(3)自由研究など、一つひとつの項目については変わらないと感じますが、進路重点指導校の指定による進路希望の実現を最重点課題と設定しているところに、当時と大きく変わったと感じます。

医歯薬コース小中一貫校
特に、小中一貫の付属中学について、塾でも話題になっています。現在の小5から対象です。併設型中学校では原則として、「学力検査」を行わないこと言われ、適性審査などが、親御様の間で話題にあがっているようですが、まだ何も決まっていないとのこと。すべて中高一貫になるのではなく、中学での募集は1学年80名程度と言われています。※詳細の募集人数は、確認をお願いいたします。
本年度・平成26年度より、新しくキャリア教育の視点を取り込んだ県内初の「医歯薬コース」が設けられます。これにより、今後は特に理数教育に力が入れられ、千葉県を支える人材の育成を視野に入れた拠点校への更なる飛躍を目指します。
私個人的には、自由な校風と創造性豊かな伝統を生かし、インターナショナルスクールや各国の現地校の卒業生に国際的に通用する大学入学資格を付与する仕組みとして国際バカロレアの認定校になったらよかったのにと思うところもあります。医歯薬コースでは、やはり「受験勉強」と切り離せなくなってしまうのではないかと思います。

リベラルアーツ講座(教養講座)の充実
これは、すごい取り組みです。
東葛飾高校の教員だけだなく、大学の専門家や社会人を講師に招き、最前線の学問に触れることができる発展的講座です。主に放課後,土曜日,長期休業中を活用して、開催されています。
例えば 平成24年度の東葛リベラルアーツ講座一覧をご覧になってください。実に多彩です。
私も、平成23年度から、柏まちなかカレッジとして、ワールドカフェや東葛白熱教室に関わらせて頂いたり、模擬裁判や西水美恵子さん(元・世界銀行副総裁)のワークショップに参加させて頂きました。柏まちカレ副学長の福島さんが、東葛の教諭として、リベラルアーツ講座を取り組んでこられたいたお蔭でもあります。
本物の学びに触れられます。進路にも大いに良い影響があると考えられます。

卒業生として、母校がより良い学校であって欲しいと願っています。外野から意見を述べるのは学校運営にとってご迷惑なのかもしれませんが、同窓会などで母校のあり方について話し合う場も作ってもらえたらと思います。 


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2014年06月03日

『バベルの学校』試写会/フランスの適応クラスにみる多文化共生

バベルの学校』フランス映画祭2014 プレス試写会で、アンスティチュ・フランセ東京に行ってまいりました。

まずは、『バベルの学校』の作品概要をプレス資料から紹介します。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
アイルランド、セネガル、ブラジル、モロッコ、中国…。世界中から11歳から15歳の子どもたちが、にそれぞれの事情をかかえてフランスにやって来た。これから1年間、パリ市内にある中学校の同じ適応クラスで一緒に過ごすことになる。

24名の生徒、24の国籍…。この世界の縮図のような多文化学級で、フランスで新生活を始めたばかりの十代の彼らが見せてくれる無邪気さ、熱意、そして悩み。

果たして宗教の違いや国籍の違いを乗り越えて友情を育むことは出来るのだろうか。そんな先入観をいい意味で裏切り、私たちに未来への希望を見せてくれる作品。
<予告編>


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フランスの適応クラスでの実践を知ることができました。言葉だけでない多文化共生が描かれています。先進的な教育実践でもなく、インターナショナルスクールのような雰囲気でもなく、それぞれ事情を抱えた生徒たちが集まる適応クラスですが、ここで大切なことを学んでいました。宗教について、政治について、言語について、差別について、家族について。

担任の教員が、丁寧に面談しているのが印象的でした。学園ドラマのカリスマ教師ではなく、現実の教員の姿がありました。

24人学級は、最適の規模ではないかという思いも強めました。


バベルの学校

監督:ジュリー・ベルトゥチェリ 編集:ジョジアンヌ・ザルドーヤ

オリジナル音楽:オリヴィエ・ダヴィオー

サウンド:ステファン・ブエ、ベンジャミン・ボベー

ミキサー:オリヴィエ・グエナー 

製作:Les Films du Poisson、Sampek Productions

共同制作:ARTE France Cinema 配給:ユナイテッドピープル

原題: La Cour de Babel

フランス/2013年/フランス語/89分/1.85:1/カラー/5.1ch/ドキュメンタリー

シーン写真





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2014年03月04日

スウェーデンの「いじめのない学校キャンペーン」動画

スウェーデンの「いじめのない学校キャンペーン(Friends)」の動画です。

赤毛の男の子がいじめられています。
それに対し、いじめ加害者‐被害者ではない第三者が赤く毛を染めて、自分はいじめを支持せず、被害者の味方であることを示し、いじめに働きかけています。

主人公の女の子が無視され、透明人間のように扱われています。
一人で食事をとっている透明人間扱いされている女の子。
彼女と一緒に食事をしようとする女の子が現れ、彼女は透明人間でなくなります。

これらの動画は、いじめを見て見ぬふりすることなく、スマートな方法で介入する積極的な第三者(Active Bystanders)の重要性を示しています。 
この動画のようにかっこいい形ではなくとも、無理なく、いじめに加担しないという意思表示を、周囲ができるようになれば状況は変わってきます。
残念ながら、いじめは起きてしまうもの。
でも、いじめが起きてしまった時に、一人でいる子に声かけして遊ぶ、けんかの仲裁をする、相談ポストの相談にのる、保健室に来た子をやさしく迎える、あいさつをするなど、何かしらの行動が取れる子どもを育てていくことが、いじめの対策なのです。


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2014年03月02日

フィンランドのいじめ対策プログラム KiVa program

以前にもご紹介しましたフィンランドのいじめ対策プログラムKiVaについて、あらためてまとめたいと思います。
KiVa 参考情報
読売新聞の記事 2011年11月23日

【フィンランドでKiVaが採用されるまで】
フィンランドでは、1990年代初めに、いじめに関する悲惨な事件や自殺などが相次ぎ、07年には銃乱射事件犯人の母親が幼少時代にいじめられいたなど、メディアが大きく取り上げたこともあって社会の注目を集めるようになった。
99年に学校の安全確保に関する法が制定され、03年の法改正で各学校にいじめ対策の行動計画策定が義務づけられた。だが、学校ごとにプログラムを作ると時間がかかり、効果があるかどうかもわからないので、06年に政府の依頼を受けて、いじめのメカニズムなどを研究してきたトゥルク大学のクリスティナ・サルミバリ(Christina Salmivali)教授らが中心となって「KiVa」の開発を始めた。09年から全国の小中学校で導入が始まり、現在、9割の学校で採用されている。

【いじめ対策プログラムKiVaの内容】
特徴は、いじめ加害者‐いじめ被害者という関係ではなく、学級の傍観者・何もしない児童・生徒に焦点を当てている点である。傍観者は、いじめに関係ないというのではない。学級内での人間関係など、いじめのメカニズムを明らかにする。
学級全体をチームととらえ、学級全員で良い学級を作っていこうという態度を育てる。
学校は民主主義の実践の場である。社会の不正に対し、「おかしいことは、おかしい」と言える市民になって欲しいというシチズンシップ教育が背景にあると感じた。

具体的には、いじめのメカニズムの知識を学び、いじめが学級全体の問題であるということをロールプレイングやイマジネーションゲームで疑似体験し、ディベートや対話、グループ活動を駆使して考えさせる。
年約20授業時間のプログラムである。
校長、保健委員やその他教員など3人以上からなるチームを作り、いじめが起きた学級の担任と協力して対応することになっている。

家庭向けのプログラムも用意してある。
KiVa いじめ対策プログラム保護者向けのガイド
問いかけ、いじめ被害者の家庭でのサポート、いじめに対し「やめて」と言いうための家庭での練習、周囲の仲間をいじめから被害者を救うための行動、ネットいじめ対策、親としての心得など、充実した内容である。
「もし、子どもがいじめに加わっていたら、何をすべきか?」など、具体的なものである。

【いじめ対策プログラムKiVaの効果】
「導入してから9か月後のいじめ被害の報告件数は、導入していない学校に比べて2割前後低かった。生徒の不安感、抑うつ傾向も低く、逆に学校への愛着や学業意欲は高かった。以前は『うちの学校にはいじめはない』と話す校長が多かったのが、『いじめはある。こういう対応をとっている』と報告するようになるなど、意識の改革もあった」とクリスティナ・サルミバリ教授は、読売新聞の記事で答えている。
教育新聞(2013年5月6日6面)では、「実施校では2年でいじめが4割減った」、「クラス内の問題解決に教員が自信を持てるようになり、生徒との間の信頼関係が強くなった」などの効果がみられるという。

【積極的な第三者を育てる】
このいじめ対策プログラムKiVaから、いじめ加害者・被害者ではない第三者への働きかけの研究が必要と感じた。
そういった視点で、マサチューセッツ工科大学の Active Bystanders が要チェックである。
ここでは、いじめを見て見ぬふりすることなく、スマートな方法で介入する積極的な第三者(Active Bystanders)となるための事例が紹介されている 
http://web.mit.edu/bystanders/index.html



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2014年02月08日

プレゼン授業としてのストーリーテリング

2008年度学習指導要領改訂により全教科で「言語活動の充実」が明記された。それにともない、プレゼンテーション授業が注目されるようになった。日本経済新聞2014年2月7日夕刊での記事を紹介したい。

プレゼン授業、生徒は真剣
  
「自分の考えしっかり伝えたい」 商品提案や時事問題 テーマ幅広く
自分の考えを分かりやすく説明し、聞き手に理解してもらう「プレゼンテーション能力」を磨く授業が、各地の小中学校で広がっている。テーマは新商品のアイデアから時事問題までと幅広い。新たな試みに戸惑いながらも真剣に取り組む子供たち。「意思を的確に伝える力を身につけ、国際的にも活躍できる人材に育ってくれれば」。教育現場の期待は大きい。
2014/2/7 日本経済新聞 夕刊より


私は、
未来を創る力を育てる学習塾と学童保育が一体となった学び舎のネクスファにて、
毎月、
ストーリーテリングのプログラムを行っている。
目的は、しっかりとコミュニケーションでき、自分の意見を人前で主張できるようにすること。
四月からはじめ、写真でもわかるように、聴く姿勢は身についてきた。

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昨日(2014/2/5)のテーマは、ネクスファ児童会の選挙演説。
自分たちの学び舎をどのようにしたいか、していくかについて、プレゼンしてもらった。

考える時間も真剣に取り組み、順番を争うようにプレゼンを行う積極性に、これまでの成果を感じた。

やはり人前で主張するのは緊張するようだった。これも貴重な経験である。

私たち大人でも、いざ発表するチャンスの時に恥ずかしがって尻込みし、
かえって恥かしいことになっていることがある。

ストーリーテリングで学んでいる子どもたちは、堂々と話せるようになってきている。

ストーリー・テリング@ネクスファ
小学生が思い描く理想の学校



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2014年02月07日

農漁村での宿泊体験を

修学旅行林間学校などこれからの宿泊学習のあり方について 
本ブログでも触れ、これからの宿泊学習のあり方として提案した農家民泊に総務省が動き出します。
山下は、鹿児島県をはじめ九州での農家民泊を視察し、柏市議会でも提案いたしました。

小学生もっと農漁村へ、総務省が宿泊体験強化
総務省は小学生に自然と触れ合う機会を提供する農漁村での宿泊体験事業をてこ入れする。2008年度に文部科学省、農林水産省と共同で始めたプロジェクトだが、企画・調整する自治体職員や教員の負担が重く思うように普及していなかった。学校との連絡や調整を担う橋渡し役を自治体が起用できるようにして約2万校にのぼる全公立小への普及につなげる。 2014/2/3 日本経済新聞 より

山下の議会質問 
山下洋輔議員2

※プロジェクトの詳細 総務省HPより 
「子ども農山漁村交流プロジェクト」とは、小学校の児童生徒が行う長期宿泊体験活動であって、農山漁村での自然体験や農林漁業体験等を行うなど、当該児童生徒が宿泊体験活動を行う地域の住民と接触する機会が確保され、かつ当該児童生徒が農林漁業等の受入地域の住民の営み又は受入地域の自然や文化を体験する機会が確保されているものを言います。
子どもたちの生きる力の育成や、農山漁村の地域活性化につながる、自然の中での集団宿泊活動を行う小学校の取組を推進するため、総務省、文部科学省、農林水産省は、連携して支援を行っています。
 http://www.soumu.go.jp/main_content/000215872.pdf

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2013年10月23日

Open Educationと授業のあり方の転換

大学レベルの講義を無償で一般に公開する「大規模公開オンライン教育」の推進を目的とした「日本オープンオンライン教育推進協議会(JMOOC)が11日に設立された。
ブログ:来春から始まる大学講義の無償公開 | ブログ 討論×闘論 | Reuters 
http://jp.reuters.com/article/jp_blog/idJPTYE99H05X20131018

オンラインの教育が、学校の在り方を変えつつあります。
ますます学校の意義が、知識の提供から、対話・経験に移行していくことになります。
講義は自宅で聞き、学校では児童・生徒・学生同士が対話・協働し、学び合ったり、教員からの個別に指導を受ける反転授業といった授業形態も現れてきました。
電子教科書の普及も、この流れを促進させるでしょう。

以下、海外のオンライン教育のサイトなどもご紹介します。
  
◆33もの大学の講義が公開されています。世界中のどこからでも受講可能になります。 
https://www.coursera.org/

◆”The Future of Online Education For anyone, anywhere, anytime”
MIT,ハーバード,UCバークレーが講義を無料公開。

◆"Learn. Think. Do. Higher Education for Free"
ユダシティ オンライン大学、これからの展開に期待。

◆ザ・ミネルヴァプロジェクト エリート養成のオンライン大学。2014年開校予定。 "Minerva is offering a uniquely rigorous and challenging university education to the brightest of the world’s future leaders." 
http://www.minervaproject.com/

◆カーン・アカデミー Khan Academy
 
◆TED-Ed 教員向けのオープン教材。 http://ed.ted.com/

テレビゲームを活用した学習。http://educator.dimensionu.com/dimu/default.aspx 


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2013年06月26日

スクール・ソーシャルワーカー

子どもたちが、健やかに成長していくためには、学校や家庭が安心・安全に生活できる場であることが不可欠です。しかし、いじめ、養育困難、家庭内暴力など様々な事情で、その安心・安全が確保できず、不登校や学校内外における問題行動を引き起こすなど、子どもが抱える課題は複雑化しています。
このような課題に対して、学校や家庭、地域を含めた子どもたちを取り巻く環境に着目し、その調整を図るのがスクール・ソーシャルワーカーです。
いじめ、不登校など教育の諸問題は、こども本人の問題のみならず、家庭・地域・社会・経済の問題と密接に関わるものであると考えます。つまり、児童生徒本人が抱える問題は、学校や本人のメンタルの問題だけではありません。
そこで、東京都でも30の自治体が、スクール・ソーシャルワーカーを導入し、学校や児童生徒を取り巻く問題に取り組まれています。
スクール・ソーシャルワーカーは、県、政令市、そして、中核市において、事業を申請できるとのことです。
柏市は、スクールカウンセラーメンタルフレンドなど教育相談事業に取り組まれていますが、スクールソーシャルワーカーの導入も検討すべきと、私は考えます。

社会福祉の専門家であるスクール・ソーシャルワーカーの支援は必要なことと考えているとのことです。
現在、柏市では、家庭の問題、児童虐待の問題を抱えている児童生徒への対応は、東葛飾教育事務所に1名配置されているスクール・ソーシャルワーカーや家庭児童相談室、児童相談所等と連携を図りながら児童生徒の支援を行っています。
また、社会福祉士の資格はありませんが、教育分野に精通し、千葉県のスーパーバイザーが、社会福祉の知見も有しており、相談活動や他機関とのコーディネートをしていただいている方を市教委で雇用しているとのこと。市教委としては、まずは教育と福祉の両面にわたり知識と技術を持って活動しているこのスーパーバイザーの方のお力をかり、教育相談体制を整えていきたいと考えているそうです。
加えて、千葉県教育委員会に対しては、スクール・ソーシャルワーカーの増員を要望していくとの議会での答弁がありました。

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2013年06月25日

いじめ対策としての学校仲裁所制度

学校仲裁所制度についてご紹介します。これは、仲裁所を建設するというのではなく、児童・生徒の間で生じたもめごとや問題を、当事者である児童・生徒自身が話し合いで解決していくための仕組みです。
当事者同士が話合いによって、相互理解を深めていきます。

ノルウェーのオスロ市で実践され、いじめ対策としても有効であると評価されています。
仲裁委員は、児童生徒の中から選出され、研修を受け、活動を開始します。
学校仲裁所をサポートする教員は、他校の担当教員と情報共有し、話し合いを行っています。

オスロ市の小学校で仲裁委員になった子どもからは、次のような感想が出ています。
・自分より小さなこと遊んであげます。校庭でみんなと遊んでいるときに意見が合わなかったり、摩擦など観察します。深刻な紛争、ケンカがあれば、仲栽室へ連れて行きます。誰も一人ぼっちになってはいけないのです。
・いじめを止めて、学校を楽しくしたいと思いました。
・お父さん、お母さんからも「誇りに思う」と言われた。また、クラスメートからは「格好いい」と言われた。
・将来は、弁護士になりたい。お医者さんになりたい、など将来を語る。

この学校仲裁諸制度は、いじめ対策のみならず、これから生きていくうえで必要不可欠な対話力を育て、子どもの自治、子どもが主人公、子どもの権利をベースにした公民教育・シチズンシップ教育です。

こういった教育を受けた子どもが、大人になり、主体的に社会に参加していくことになると期待されます。
この学校仲裁所制度を日本の小学校において、生徒会活動や学級活動など、何らかの形で生かしていくことについて、柏市の市議会で提案いたしました。

「いじめ対策等としての学校仲裁所制度」について調べていたところ、ノルウェー;オスロ市「ディーセン小学校」の実践が、北海道議会の視察報告で紹介されていました。http://www.gikai.pref.hokkaido.lg.jp/_/jyohoukoukai/grp/2010-8-26houkokusyo.pdf


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2013年06月11日

サステナビリティ学習 @ ネクスファ

これからの学びを拓く塾であり、子どもたちの放課後の居場所であるネクスファにて、サステナビリティ学習「食るを知る」発表会を参観しました。
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「食るを知る」というテーマで、食糧自給率やフェアトレードを学んだり、地元農家さんを見学したり、話を聴いたりしたことをもとに、課題解決型のプロジェクト学習が実施されています。


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小5・6年生はお弁当、小3・4年生はポスター・CM、中1・2年生はホームページを作り、成果発表しました。学年を越えた協働も体験し、教科学習を越えた学びが実現しています。
みんな自分の言葉で語っているのが印象的でした。
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2013年05月21日

釧路市 子どもの学力保障条例

釧路市役所にて、議員から提案された「釧路市の子どもたちに基礎学力の習得を保障するための教育の推進に関する条例」と「生活保護自立支援プログラム」を学んできました。
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地域経済の停滞、仕事がない、生活保護の増加など、学校だけではなく社会が一体となって取り組まれています。
釧路市の基礎学力習得を保障するための条例に対して、賛否両論ありました。努力目標ではあるが、具体的な数値で結果を示すことへの評価。一方で、テストの点数主義に陥り、子どもの学習意欲を削いでしまうという反対。
基礎学力を「読み書き計算」と定義したことで、創造性や思考力、コミュニケーションなど、これから必要とされる学力を育むことが軽視されるのではないかと、私は危惧しました。大学と提携し、創造性などを評価するテストを開発し、市独自のテストを実施していくことについて、考えてみました。
何はともあれ、釧路市の危機的な状況が、この条例を生んだのだと思います。生活保護世帯が多く、教育格差が広がっている現状があります。掛け算が出来ない従業員がいると嘆く経営者もいるそうです。教員の勤務状況についても、外部からのチェックが必要でした。
立場の違うメンバーで視察すると、同じものを学んでも、違う考えを聞くことができます。視察メンバー同士の意見交換も貴重です。

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2013年05月20日

インドの創造的な学び

ふだんテレビを見ないのですが、私が母から興味を持つであろう番組を録画しておいたとの連絡がありました。テーマは、『グローバル社会を生きぬけ 〜 “国際教育”新時代』(NHK特報首都圏)。
http://www.nhk.or.jp/tokuho/program/130517.html
日本で働くインド人の子供のための学校『インド・インターナショナルスクール』に、今、すごい勢いで日本人の子どもが増え続けているとのこと。

私が代表理事を務める一般社団法人教育共創研究所でも、インドの教育を取り上げてきました。
http://www.k3japan.org/2013/04/16/4238/
『インドの創造的な学び〜世界を引っ張る力はここから生まれる』

インドの教育」と聞いて、みなさんは何を想像されるでしょうか。
世間でしばしば話題に上るのは2ケタ×2ケタの掛け算(暗算)といった点かもしれません。
しかしそれは、いまや世界の人材輩出国となったインドの教育のほんの一部です。

とくに情報技術者ニーズの集中している昨今のインドでは、IT技術はもちろんのこと
より包括的なスキルやリテラシーを学ぶための体系が整備されつつあります。
具体的には、創造性教育、STEM教育、音楽教育、といった分野でも新たな取り組みが生まれ始めています。
米国のマサチューセッツ工科大学やカルフォルニア工科大学にも匹敵するともいわれる
インド工科大学(IIT) の存在も見逃せません。

今、インドの教育が、注目を集めてきているようです。
教育共創研究所では、この夏(8月18-23日)に、インドをへのスタディツアーを企画しています。
インド工科大学(IIT)、創造性を育む教員研修、インダス・インターナショナルスクールなど、石原正雄氏(ロバート・ラスムセン・アンド・アソシエイツ取締役)のコーディネートで学びます。
ご興味のある方、ぜひご参加ください。



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2013年05月09日

自治体の教育委員会は、文科省の言いなり?

「自治体の教育委員会は、文科省の言いなり」だという意見を聴きますが、単純にそういうことでもありません。基礎自治体(市町村区)の教育委員会は、どのような権限があり、どのような仕事を行っているか整理しておきたいと思います。

 基礎自治体(市町村区)の教育委員会には、人事権がありません。教職員は、基本的に、都道府県の教育委員会の管轄です。採用や懲戒は、都道府県の教育委員会が行っています。

 
 基礎自治体の教育委員会は、施設に関すること、そこで働く教職員の服務監督を行っています。人事権はありませんが、異動を行うことはできます。

 
基礎自治体の教育委員会の中で、課題になってくる大きなテーマをいくつかあげてみます。

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6疑Πの年齢構成のアンバランス

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たとえば、柏市では、今から30−40年ほど前に、人口が急増し、同じ時期に校舎が建設されました。同じ時期に、校舎の老朽化が進み、立て替えや改修に多額の費用がかかります。

 

教職員の年齢構成のアンバランス

教職員の年齢構成は、50−60代と20代にピークがくる二こぶラクダの背中のようになっています。30代の教職員が、きわめて少なく、学校経営を担う人材が足りなくなると予測されます。団塊の世代の大量退職により、ベテラン教員の経験の継承も課題です。一方で、退職教員の再任用により、組織の若返りが図られないという課題もあります。

 

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今後、人口が減少すると予測され、税収も落ち込む中、どのように公共サービスを維持していくかが、行政の課題です。しかし、学校は、教育機会を保証する役割を担い、また、卒業生の心のふるさとでもあり、地域コミュニティの核となる、きわめて公共性の高いものです。学校の統廃合、あるいは、地域と共に学校運営を続けられるような体制作りが課題となっています。

 

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教育内容は、学習指導要領で定められています。しかし、何を教育目標に定め、どのような教育内容に重点を置いていくか、自治体の姿勢が表れます。「文科省の言いなり」という表現を耳にしますが、地域の特色ある教育を実践する枠組みは、用意されています。

ビジョンをもった予算の配分が期待されています。

※中核市、政令市の場合
都道府県の教育委員会から、人事や研修などの権限を委譲される自治体の教育委員会もあります。
たとえば、政令指定都市の千葉市では、人事権を委譲されました。この場合、教職員の人件費は、千葉市が支払うことになります。また、中核市である柏市は、研修事業を独自に行うことができるようになりました。



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2013年05月01日

高校で英語の授業が英語で行われることについて

平成25年4月1日の入学生から、学習指導要領が適用されます。
その中で、高校の英語の授業を英語で行うことについて、意見などを求められることが増えてきましたので、このブログでもコメントしたいと思います。


学習指導要領には、生徒が英語に触れる機会を充実するとともに、授業を実際のコミュニケーションの場面とするため、授業は英語で行うことを基本とすることが明記されています。

改訂の趣旨を読んでみると、その心意気は評価できます。


そこで、この改訂について、学校現場の声を聴いてみました。

 授業を英語で行うとなると教員の負担が増えるのではないかという声について。高校の英語の教員は、いわば英語の専門家です。まったく負担がないわけではありませんが、対応できるでしょう。

 心配なのは、生徒側です。特に、学力が高くない学校では、厳しいと予想されます。アルファベットすら、身につけていない生徒がいるのが現実です。

しかし、学習指導要領で定められた以上、英語で授業を行っていくという事に関して、無理だと言っている場合ではなくなりました。アルファベットを身につけていない生徒は、基礎的な会話からはじめ、日常生活での会話は身につけさせられます。

  小学生5、6年生でも英語の授業が行われており、下地はできつつあります。最初は、混乱が予想されますが、長い目で見る必要があると思います。

  これまで、学術論文のスキルとしての文法に偏りすぎていた。アルファベットが書けないような生徒には、まずは、日常生活で使用する会話の習得が大切。

 

お話をお聞きし、授業を英語で行うことに関する議論は、方法論に過ぎないと感じました。英語の学習内容が、文法などを中心とした読み書きスキルから、議論や対話スキルへと広がっているのです。

書簡から、電話。メールから、スカイプなどのテレビ電話。文字だけではなく、音声や映像による媒体が増えてきました。通信手段や伝達手段も多様化しています。このような背景があるのです。

 

これからの英語の授業は、海外との恊働を行っていくのが良いと、私は考えます。英語は手段です。その英語を使って、何を学ぶかが重要となってきます。

たとえば、海外の学校とメールやテレビ電話を使い、共通のプロジェクトに取り組んでいくというプログラムがあります。

私が訪問したオランダのホフスタッド・リセウムでは、ドイツやヨーロッパの高校と提携し、実際に起業をするという共通のプロジェクトに取り組んでいます。その他にも、水問題やアフリカに学校を建てるなどのプロジェクトも行ってきています。

英語を使って、メールのルール、ディスカッション、計画立案、対話、まさに生きる力を学んでいるのです。

 この学習指導要領改訂が、これからの日本の英語学習が、新たなステージに進むきっかけとなる事を願っています。



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2013年04月11日

シンガポール式数学

シンガポール式算数の教材が、世界中の教育現場で広まりつつあります。
先日、訪問したオランダのハーグ市教育サポートセンター(HSO)でも目にしました。

Rekenwondersは、シンガポール式算数のオランダ版です。
http://www.youtube.com/watch?v=cSzXtP068qg
Rekenとは、オランダ語で計算という意味だそうです。
http://www.bazalthco.nl/rekenwonders

シンガポールの初等教育は世界的に水準が高いことで有名です。
IEA(国際教育到達度評価学会)のTIMSSと呼ばれる国際数学・理科教育動向調査 でも常に上位の成績をおさめています。
その国が使っている教材には、以前から興味を持っていました。

bar-model(バーモデル・棒状の図)を使って考えるのが特徴的です。
そして、文章問題を使って練習しているようです。
参考
http://www.thesingaporemaths.com/
http://www.thedailyriff.com/WordProblems.pdf
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これは、2013年2月に訪問したハーグ市教育サポートセンター(HSO)で撮った写真です。
階段に貼られた7の倍数。
この教材について、もっと深く知りたくなりました。
研究を進めていきます。

文科省で研究された内容もご紹介いたします。
「算数・数学教科書のあり方−国際比較を中心に−」
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/tosho/004/gijiroku/08100711/004.htm


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2013年01月24日

いじめ-柏における相談機関

いじめ問題には、犯罪、格差、地域性・社会性など、学校だけではなく関係機関とともに取り組むべき問題があります。
柏市内には、どのような関係機関があるか、紹介いたします。
教育委員会が作成した「いじめ問題対応の手引き」より引用いたします。

★子どもが直接相談できる機関

〇24時間いじめ相談ダイヤル 0570−0−78310(ナヤミイオウ)

〇柏市補導センターやまびこ電話 04−7166−8181(ロクロクハイハイ)

〇千葉県警少年センター 0120−783497(ナヤミヨクナル)

★ 関係諸機関との連携
いじめの問題の解決には,学校だけでなく,医療,福祉,警察等の諸機関がそれぞれの専門性を生かしつつ,状況に応じて下記のような関係諸機関と相互に支援協力する体制を確立することが必要な場合があります。

○柏市教育委員会            04−7191−1111

・指導課(生徒指導)          04−7191−7369

・柏市立教育研究所(教育・発達・不登校)04−7131−6671

○柏市地域生活支援センターあいネット  04−7165−8707

○千葉県教育庁東葛飾教育事務所     047−361−4103

○千葉県親と子どものサポートセンター  043−207−6028

○柏警察生活安全課           04−7148−0110

○千葉県警東葛地区少年センター     04−7162−7867

○柏市少年補導センター         04−7164−7571

○柏市役所家庭児童相談         04−7167−1458
法務省「子ども人権110番」           0120−007−110



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2012年11月14日

ビル・ゲイツも支援するチャータースクールKIPP

KIPP (Knowledge Is Power Program)は、アメリカ合衆国に、そして世界に大きなインパクトを与えているチャータースクールプログラムである。
チャータースクールとは、保護者、地域住民、教師、市民活動家などが、その地域で新しいタイプの学校の設立を希望し、その運営のための教員やスタッフを集め、その学校の特徴や設立数年後の到達目標を定めて設立の申請を行い、認可された場合、公的な資金の援助を受けて設立された学校である。

KIPPは、Teach For America 出身の Dave Levin と Mike Feinbergが、1994年に立ち上げた。全米に120校を展開する最大のチャータースクールとなり、3,9000人の生徒が通っている。
特徴は、時間をかけ、よく勉強させること。
 "Work Hard, Be Nice" とホームページにも示され、創立者からはこのタイトルで本も出版させれている。

このKIPPに、ビル・ゲイツは、多大なる支援を行っている。
※TEDにおけるビル・ゲイツのスピーチ
Bill Gates: Mosquitos, malaria and education
http://www.ted.com/talks/bill_gates_unplugged.html
※NHK Eテレのスーパープレゼンテーションでも、紹介されている。
http://www.nhk.or.jp/superpresentation/backnumber/120611.html

より良い社会を実現するためには、教育をより良くしなければならない。
教育を良くするためには、いかに優秀な教員を育成するか。
良い授業や教材の共有が求められている。



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2012年08月21日

少年期におけるリーダーシップの評価方法に関する調査研究

国立妙高青少年自然の家が、小学生のリーダーシップを測定し、育成に活かす仕組みを開発。
質問内容や集計プログラムを公開している。
「少年期におけるリーダーシップの評価方法に関する調査研究」 
http://myoko.niye.go.jp/result/H23.html

リーダーシップを測定。質問・方法などが公開されています。
教育評価という点だけでなく、なぜ野外活動(遊び)が大切かを実証してくれる仕組みとして意義あるものです。夏に向けて、宿泊学習や子ども会などで活用してみてはいかがでしょうか。


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2012年08月20日

ワールド・オリエンテーション-オランダ報告9

ワールドオリエンテーションとは、オランダのイエナプラン学校で行われている教科横断の学習である。
(日本でいうところの、総合的な学習の時間で本来求められているような学習)
「子ども自身の発見や観察を尊重し、生徒同士の相互作用を引き出す」というイエナプランの創始者ペーターセンの教育理念に基づく。
しかし、ワールドオリエンテーションは、ピーターセンが実践した教育ではなく、オランダ・イエナプランで発展したものである。
サークル対話によって、探究を深める。

文部科学省によって、7つの経験領域に、詳細な到達目標が定められている。
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技術
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国立カリキュラム研究所と協力して、カリキュラム集を作成。これを各学校が、実践する。

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2012年08月18日

自分で問いを立てる力と「それいけノンタック」‐オランダ報告8

私の幼いころ、NHK教育テレビで「それいけノンタック」という番組がありました(1985年‐1992年に放送)。
のんびり屋の少年ノンタックが、大好きなおばあちゃんにもらった魔法のめがねの力で、「おでこのめがねでデコデコデコリーン」とおまじないを言って、住んでいる町や学校などの身の回りにあるさまざまなモノたちに話しかけ、社会の仕組みを学ぶように製作されていました。
参照 http://www.st-nova.jp/movie/tvnontakku.html

オランダの授業風景を見て、ノンタックを思い出しました。
わからないことを教員に質問すると、教員はすぐに答えを教えずに、観察するように促すのです。
たとえば、クモについての学習では、「どうやってクモの巣を作るの?」と生徒が聞くと、教員は「クモに聞いてごらん」と答えるのです。
これは、「物事それ自身に問いかけるという原則」に基づいた教育方法です。

さらに、生徒がクモについて知っていること、感じていることなどを、輪になって共有します。
CIMG3067
その時、「クモさん、あなたに聞いてみたいことがあるんだけど・・・」と質問形式で、発表するようにしています。
これは、自分で問いを立てる訓練になるのです。

変化の激しい今日、知識は重要ではなくなってきます。
自分で課題を発見し、その解決法を探求し、実行する力が大切だと認識されるようになってきました。
これからの時代は、ますます、自分で問いを立てる力が求められているのです。

余談ですが、私たちがアムステルダムの街を歩いているとき、どの建物の壁も傾いているのが気になりました。本やネットで調べることもできたのですが、「この建物に聞いてみよう」と観察していました。すると、間口や階段が狭いことから、荷物を揚げ降ろしするために使うことがわかりました。
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2012年08月16日

教育委員会の教科横断プログラム開発

堺市教育委員会では、「子ども堺学」モデルカリキュラムを構築し、主体的参加型学習を実現させようとしている。学習カリキュラム・プログラムを、教育委員会が音頭を取って、広く知識を集めて開発することに意義を感じている。
 掛川市の生涯学習都市宣言に基づく掛川学、金沢市の外国語学習など、地域素材を活かした横断的な学習の取り組みは、他でもあった。
 教科を横断した学習のカリキュラムの実施は、学習指導要領との兼ね合いが難しい。一教員が、意欲的な試みを実践しても、負担は大きいが、広がりがない。周囲に妨害されることも多いのが現実。教育委員会が、叡智を結集し、研究開発特区も視野に入れながら、モデルを作り上げて欲しい。
 オランダで痛感したのは、教育プログラムを、教育センターのような機関が開発し、教員が活用していること。学校は、教員の教材研究の負担を軽減するだけでなく、良質で生徒に安定した教育内容を提供できる。

http://www3.sakai.ed.jp/weblog/index.php?id=sakai159&type=2&category_id=1048&date=20120331&optiondate=201106

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2012年08月13日

いじめられっ子、不登校が『生き返る』 全国『私塾』のカリスマ教育者たち

週刊ポスト(2012.8.10)「いじめられっ子、不登校が『生き返る』 全国『私塾』のカリスマ教育者たち」の特集。
大学の
後輩が週刊ポストの記者になっており、
彼から取材を受け、柏にある「ゆうび小さな学園」を紹介
させてもらった。
東京シューレなど有名校に並んで、ゆうび小さな
学園が取り上げられている。
※私は、出てきませんでしたが(^^;


NPO法人フリースクールゆうび小さな学園
http://members3.jcom.home.ne.jp/yuubinet/

「いじめがひどい」という論調の週刊誌やワイドショーが多い中、
いじめに立ち向かっている優れた教育実践を紹介しているのは意義あることだと思う。
実際に、現場に足を運び、取材しているこ
とも評価できる。

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2012年07月07日

校庭から考える-オランダ報告6

オランダの小学校を視察し、撮影した映像です。
※Dr. Schaepmanschool (ドクター・スハエプマン小学校)を訪問 2012.04.19

これからの日本の教育は変わると、校庭から考えさせられました。
陸上競技、球技などの団体競技から遊びにシフトするのではないでしょうか。
集団行動より創造性が求められていると感じます。
http://www.youtube.com/watch?v=o3k-Y4FYIz4&feature=my_liked_videos&list=LL7NuBzWEP_-BdPF8OGElwYA

日本の事例では、校庭の芝生化が、こういった変化の流れではないかと感じています。
写真は、四国中央市四国中央市の芝生事業を視察
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怪我が減ったり、運動能力が向上したり、子どもの発育に効果が見られるとのこと。地域の諸団体が連携して、維持管理にあたる。地域での交流が生まれ、市民との協働が始まっています。




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2012年05月24日

発達障害児が通うインターナショナルスクール

産経新聞2012.05.21より転載
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120516/edc12051607440002-n1.htm

 
「発達障害児が通うインターナショナルスクール 特性生かし生きる喜び発見」

 

歴史の授業風景。午前は8人以下の少人数で授業を行い、午後は個別授業だ=東京都港区のインターナショナルセカンダリースクール(豊田真由美撮影) 

 知的障害を伴わない軽度の発達障害を抱える子供たちが通うインターナショナルスクールがある。東京都港区のNPO法人「インターナショナルセカンダリースクール(ISS)」だ。現在は日本人を含む37人が通学。専門家らによる少人数教育と個別指導のほか、一人一人の特性を生かす進路選択の支援を受けている。(豊田真由美)

 

自己管理を教える

 ISSは平成12年に開校。日本の小学6年から高校2年に当たる子供たちを受け入れている。大使館や外資系企業などに勤める親とともに来日し、数年間滞在することになった外国人の生徒が多い。生徒の出身国は現在、シンガポール・韓国・スウェーデンなど17カ国。日本人の生徒も全体の3割程度いる。

 同校の坪谷ニュウエル郁子理事長によると、生徒のほとんどが医師や別のインターナショナルスクールからの紹介で入学。半数超が注意欠陥・多動性障害(ADHD)や学習障害(LD)などの発達障害を持つ。残りの約半数は、別の学校でいじめに遭うなどして不登校になった子や、日本語も英語も分からないことがネックとなり入学先が見つからなかった10代後半の子らという。

 授業は1こま90分。午前は8人以下での授業、午後は個別指導を英語で行う。授業の冒頭でこれから取り組む内容を自覚させ、自己管理を徹底して教えている。入学当初は一日中寝ていた子や、授業中に突然近くの公園へ水を飲みに行っていた子も、7カ月ほどたつと問題なく授業に参加できるようになるという。

 坪谷理事長は「それぞれの特性を生かしたゴールを設定して根気よく教えれば、子供は自分のやりたいことを探し、自分の力で生きていく喜びを見つけられる」と話す。卒業生の多くは国内外の大学に進学している。

 

目標はモデル校

  坪谷理事長は、教科書や試験のない独自の教育方法で注目を集める「東京インターナショナルスクール」(港区)の創設者でもあり、国際教育に30年近く携わってきた。その中で、宗教や民族にかかわらず、発達障害が理由で日本の学校になじめない子供が一定の割合で存在することに気づいた。海外では「発達障害と診断された子供を持つ親は日本に赴任させない」という不文律さえあると知り、「大人の都合で(教育機関から)あぶれる子供がいるのは悲しい。教育は本来、その子にとってベストとされることが優先されるべきだ」とISSを開設した。

 2年前まで57人が通っていたが、東日本大震災で母国に引き揚げる外国人が急増。生徒数が37人に激減した。校舎として使用しているビルの賃料は月約300万円。生徒が減っても教員は減らせない。授業料収入が減った今、運営は厳しい状況だ。

 それでも、坪谷理事長は「子供は社会の宝。子供がどう考え、どう生きるかで将来が変わる」と使命感に揺るぎがない。「今後の目標は(発達障害の子供に教える学校として)モデル校になること。通訳を付ければ日本の先生のOJT(職場内訓練)やワークショップも可能だ。日本社会にとって意味あることができると思う」と自信を見せる。



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2012年05月21日

先生もワークシェアリング‐オランダ報告5

オランダの学校を、見学して、一番の驚きは、教員までワークシェアリングをしていることであった。担任の先生は、交代で出勤。教材会社から購入したカリキュラムを使って授業する。

日本では、担任する生徒については、その一生を面倒見るくらいの情熱を持って指導する。授業は、独自に研究した教材を使う。しっかりとした授業のために、今では、大学院で学ぶくらいでないと、高校ではつとまらない。教員の労働時間を減らしてもらったとしても、生徒との面談や教材研究にいそしむ人が多いのではないだろうか。
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教材のソフトを使って授業

オランダの教員は、日本の教員と比べ、頼りない。逆に、そこがポイントなのかもしれない。たとえば、複数の教員が担任するためには、情報共有が必要である。つまり、「先生の城(閉ざされた学級)」にはならない。教材会社のカリキュラムを、複数の教員で進めることで、進度が保たれ、当たり外れがない。システムが確立し、教員はプロ意識が徹底していると言える。

オランダは、日本の
3分の2の労働時間で、仕事効率が1.5倍である。日本の教員の素晴らしさを確認するとともに、労働環境を改善するためには、教員自身の意識改革が必要と気づかされた。




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2012年04月06日

お母さんを孤立させないコミュニティ作り-親力養成塾

もう、5−6年前になりますが、教員を辞めてから、教育コンサルタントとしての最初の事業は、「親の塾」でした。
たとえば、ご主人の転勤先の地域で、孤独に子育てするお母様方のコミュニティとしての役割も考えていました。
より良い子どもの生活習慣や親子関係、その実現のためのコーチング技術をお伝えしていました。
子どもは、教科書や学校の授業を大切にし、体を動かし、絵や音楽などに興味を持ったら存分に取り組み、規則正しい生活を送ることが、何よりです(大人も同じですが)。

今日は、お母さま方から、子どもの教育についてご相談を受けました。
親が、周囲に何となく流されて、子どもたちを追い詰めている部分もあると気づきました。
お母さんのコミュニティは、育児の孤立を防ぐために、重要です。
ただ、それが、面倒なお付き合いだったり、みんなで赤信号を渡るような子育てをしてしまう集まりになる恐れもあります。
ファシリテーターや適切な助言者の存在が必要になってきます。


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2012年04月05日

柏市教育振興計画

柏市の教育振興計画が公表されました。

柏市教育振興計画は、地方自治体が取り組む、これからの教育が一通り網羅されています。
それだけでも、なかなか読み応えがあります。

さらに、柏の地域性や考えが書かれた部分を読み取っていくと、お子様が受けている教育の意味、さらには、私たちが働きかけていかなければならない部分が見えてきます。
立派な計画の作文に終わらせず、しっかりと計画通りの教育が実践されているか、チェックしていく必要もあります。
http://www.city.kashiwa.lg.jp/soshiki/280100/p011179.html

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2012年02月27日

カーン・アカデミー Khan Academy

「Open Education」の時代が始まりました。

ウェブで、2700もの素晴らしい授業が受けられます。
各国の言葉に訳されています。日本語訳はまだですが、そのうち、出てくるかもしれません。

日本人にとっては、海外の教育を知るきかっけになりそうです。教員の教材研究にも使えそうです。
特に、アフリカなどの学校教育や教員体制が整備されていない地域で、重宝されそうです。
すでに、就学率の高い国では、学校で学ぶという意味を深く考えさせることになるでしょう。
http://www.khanacademy.org/

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2011年11月19日

ブータン国王の演説(11.17国会)

日本での震災に対するブータン国王ジグミ・ケサル・ナムギャル・ワンチュク陛下の姿勢は、大変ありがたく感じていました。
「地震発生翌日の3月12日、ブータンの首都ティンプーで、ジグメ・ケサン・ワンチュク国王主催のバターランプ点火式が催されました。バターランプは、チベット教の寺院でろうそくの代わりに使用される、乳脂肪分を燃料としたランプ。数十人の僧侶が読経する中、寺院内の仏像の前に用意された数百個のバターランプに、国王が点火し、続いて、ブータン在住の日本人とブータン側関係者が点火を行いました。

国王陛下からは、東日本大震災の犠牲者、被災者と日本国民に対する哀悼とお見舞いの言葉とともに、ブータンのために日本が多大な貢献をしていることへの感謝の言葉が述べられました。」
http://www.jica.go.jp/information/disaster_msg/bhu.html
 より引用

ご結婚後の初の外遊先が日本ということも嬉しく思っていおります。
11月17日の国会での演説が、話題になっています。
ブータン国王ジグミ・ケサル・ナムギャル・ワンチュク陛下の謙虚

で真摯なお人柄が日本人の心を動かしているのだと思います。
ブータンから光を灯し続ける存在です。まだ
は31歳なんですね。偉大な同世代です。私も頑張ります。
以下、
国会での演説。
http://www.youtube.com/watch?v=GamBapMjbyY&feature=youtube_gdata_player
人との絆を保ち、文化を保つ、経済ではなく、幸せで国力を量る。
誰かの価値観でなく自分の価値観で幸せを実感する。
そんなブータンに、行ってみたいと思いました。


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2011年08月19日

教育コンサルタント山下洋輔事務所のfacebookページ

様々なかたちでの情報発信を心がけております。
教育コンサルタントのコンセプトやアイデア、活動をfacebookページを使って報告しております。

facebookを活用されている方は、以下のページに「いいね」のボタンを押して頂けると、教育コンサルタントにまつわる情報をチェックすることが出来ます。

   ◆教育コンサルタント山下洋輔事務所
  http://facebook.com/education.design

よろしくお願いします。

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2011年02月01日

「教育のまち」宣言

1/31の日本経済新聞(朝刊)の教育欄に、
河内長野市「教育のまち」宣言が取り上げられていました。

1「私たちは、未来の宝として、学ぶ意欲に富み、心やさしくたくましい子どもたちを育てます」
2「私たちは、人を大切にする人権感覚豊かな子どもたちを育てます」
3「私たちは、家庭の力、地域の力、学校の力など、市民の力のつながりを大切にし、市の未来を担う人となります」
4「私たちは、わがまち河内長野の伝統や文化を大切にし、ふるさとや地域を愛する市民となります」
5「私たちは、豊かな学びの場のもとに、生涯にわたって学び続け、自らの人生を充実させるとともに、学びの成果を活かして社会に貢献します」

「郷土の先人に学び、その歴史と伝統の上に新しい『教育のまち』や
『子育てのまち』などを創造しようとする」。
コミュニティスクール(地域運営学校)も試験的に発足させるという。

私は、土浦の高校に勤め、生徒の家庭事情や地域の衰退を目の当たりにし、
何とかせねばと思い立ち、オランダや北欧での教育実践を調べ、
コミュニティスクールの実現を構想をしました。
オランダでのコミュニティスクール(地域運営学校)では、
教育コンサルタントが重要な役割を果たすと知り、大学院に進み、研究しました。
同時に、コミュニティスクールを支える地域の教育文化を育みたい
と「柏まちなかカレッジ」を立ち上げました。

コミュニティスクールを推進しようと、教育コンサルタントを始めたのです。
やっと本来の志を果たす素地ができてきたと、ワクワクしています。

豊かな学びの場が、いたる所にあり、
そんな当たり前にある学びの場を、教育の機会と意識して、
自分の人生を充実させるとともに、学びの成果を社会に還元していく。
そんなまちに住みたいと人は集まり、ますます豊かな学びの場になっていく。
人を育て、人を魅きつける。そんな循環を整えたいのです。


教育のまち柏を目指し、これからも活動を続けていく所存です。


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2011年01月29日

市町村に教員人事権を移譲-地方分権の第一歩

豊中市、池田市、箕面市、豊野町、能勢町の大阪府豊能地区5市町で、
教員人事権を大阪府から移譲することが合意されました。

政令市以外への教員人事権の移譲は、全国で初めてです。
浅利敬一郎豊中市長は、12月の会議後の記者会見で
地方分権の第一歩を踏み出せた」と語っていたのが印象的でした。

毎日放送MBSニュース
教員人事権移譲 豊中市長、大阪府に財政支援要望
http://www.mbs.jp/news/kansaiflash_GE110128060000427341.shtml


公立小中学校の教員人事権を来年度、大阪府から譲り受けることで合意した豊中市などは、橋下知事に財政支援などを要望しました。

公立小中学校の教員の採用や異動などの人事権は、現在、都道府県の教育委員会が握っています。

しかし、橋下知事が「市町村が責任を持つべき」と提言したため、豊中市など3市2町が府からの人事権の移譲について協議を重ね、来年度、譲り受けることで正式合意しました。

豊中市長は橋下知事に協議の結果を報告し、必要な条例改正と財政支援を求めました。

「随分とノウハウお持ちですので、技術的な支援を1年間お願いしたい」(豊中市・浅利敬一郎市長)
「住民の皆さんに近い自治体としてモデルになっていただきたいと思ってますので、財政的な支援はきちっとサポートします」(大阪府・橋下徹知事)

政令市以外への教員人事権の移譲は、全国で初めてです。
(01/28 07:25)

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2009年12月28日

まちなかの哲学と新しい教育運動

日本経済新聞(2009年11月22日・朝」)の「社会人」で取り上げられた白樺教育館。

「公共性」、「意味の了解」といった内容への興味だけでなく、白樺教育館自体に魅かれました。

HPを見てみると、「『白樺教育館』の目的は、人間の存在そのものの充実と輝きを生み出す意味のある知=「意味論」としての学芸・教育を創出することにあります」と書かれています。(下線は筆者による)

地域に根ざした「まちなかの哲学」。
市民の英知による新たな教育・学芸運動。

私たちの柏まちなかカレッジと共通するところがあります。

以下、白樺教育館のHPより
http://www.shirakaba.gr.jp/

白樺教育館とは
 「白樺教育館」は四つの部門

l.

ソクラテス教室(小学部〜大学生クラス)

ll.

白樺フィロソフィー(成人部)

lll.

民知の会

lV.

企画部

からなる新しい学芸・教育のシステムです。
 市民的な
公共性を持つ、血の通(かよ)った学芸・教育のためのスペースです。

 人間の自由と叙情(じょじょう)性を基盤とすることで始めて、つけ焼刃(やきば)ではない本物の知の育成が可能になります、単なる「事実学」ではない意味に満ちた学芸・教育は、生きる喜びを生み出します。
 なぜ、どうして、何のために?何に依拠(いきょ)し、何を目がけるのか? を絶えず自覚しながら進めなければ、学芸・教育は平面的で魅力のない「事実学」にしかなりません。
 「白樺教育館」の目的は、人間の存在そのものの充実と輝きを生み出す意味のある知=「意味論」としての学芸・教育を創出することにあります。

 ここ我孫子の地は1910〜20年代、近代日本最大の文化創造・変革運動 ‐白樺派‐の拠点でした。人間性と個性の大胆な肯定に根差した思想・文学・美術・音楽等の総合的な文化運動は、日本の人間開眼=ルネサンスと言えるでしょう。
 大逆事件や日韓併合など、暗い世相に抗して生み出された同人誌「白樺」の精神‐白樺スピリット‐を蘇(よみがえ)らせることは、現代の喫緊(きっきん)の課題です。

 多くの心ある市民の英知によって、ここ創造の地‐我孫子から新たな学芸・教育運動を出発させようではありませんか。
 協力者・参加者を募(つの)ります。

* 
Publicity=公共性とは、本来<官>に対する<市民的共同性>をさす言葉です。官・行政のことではありません。
                                       2002年1月5日
武田 康弘
   
 



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2009年12月18日

『勉強会へ行こう!』嶋ひろゆき著

東京では、手軽に参加できる勉強会。
柏でも、どんどん作っていけたらと思っています。


嶋ひろゆき著
『「会社を辞めても困らない人」になるスピード成長法 勉強会に行こう!



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2009年12月13日

私塾ならでは型破りな講義

熱い想いと継続が何よりも大切だと勇気付けられました。

2009年12月7日 日本経済新聞 夕刊 18ページ より引用
学者ら開講「本当に学びたいことを」――私塾ならでは型破りな講義(夕刊文化)

さまざまな分野の学者たちが、大学とは異なる自前の場で奔放に講義する「私塾」を旗揚げしている。激動の時代に、新たな教育と学問のあり方を探っている。奄美の森林に住むアマミノクロウサギなどを原告にした訴訟で原告側弁護人を務めた弁護士、籠橋隆明氏の「動物弁護士養成講座」。人間のふんは土に返るべきだという思いから、のべ1万回以上、山などで実践してきた伊沢正名氏の「ノグソフィア」。大学ではまず考えられない型破りな講義が並ぶ――。ここは東京・四谷。かつて小学校の校舎だった建物「四谷ひろば」を拠点に、今年7月、思想家・人類学者の中沢新一氏が私塾「くくのち学舎」をスタートさせた。

「知識だけでなく」

中沢氏は多摩美術大学で教授も務めるが、「大学という組織には何かと制約がある。あまり刺激的なことを言って、単位を取りたいという若い学生たちの人生を狂わせてしまったら、という自己規制もある。知識を伝えるだけでなく、学問を通じて日本人の心も体も変えていくため、そんな制限を取っ払ったところでやってみたかった」。自身のこの日の講義はタイトルが「ぼくらの重農主義」。経済学史などの教科書で見受けられる「重農主義」の世界から飛び出し、人類学の「贈与」という概念なども織り交ぜ、新しい視座を開く。グローバリゼーションの進展と昨秋のリーマン・ショック以来の金融危機。資本主義が置かれている状況を踏まえつつ、新しい経済システムのあり方を探ろう、というのがこの講義の目指すところだ。くくのちは1回1時間半の講座を月に4、5回提供する。料金はたいてい1回2000円で、だれでも参加できる。中沢氏の講義に集った約80人は、20歳前後の学生から、スーツ姿の働き盛りの社会人、主婦、定年後も学びを続けたい人まで多彩。「大学では、自分がなぜ講義を受けているかわかっていない大学生も多い。ところが、くくのちの参加者は自分でお金を出して意識的に来ている。それだけに、教える側にとっても下手な講義をしたらまずいという緊張感がある」と中沢氏は楽しげだ。

比較文学者で作家の小谷野敦氏が主宰するのが人文系の教養塾「猫猫塾」。今春に東京大学の非常勤講師をやめたが、教えることを続けたい、と立ち上げた。用意した講座は英語・フランス語に世界史、文学。だが世界史の講座では、受講者に世界史どころか日本史の知識があまりない、ということがわかり、急きょ日本史の講座に変更したことも。小谷野氏は「大学でもできるはず」と語るが、その柔軟性は私塾だからこそとも映る。現在は東京都杉並区の会場で教べんを執る小谷野氏。今後、インターネットを通じて地方の希望者に対して指導をすることなども考えている。

昨今、私塾が相次いで誕生しているのはなぜか。我々を取り巻く社会環境が変化しているから、というのが当然ながら大きな理由だろう。1999年に発足した私塾「東京自由大学」。理事長を務める宗教学者の鎌田東二氏は、立ち上げたきっかけの1つとして90年代に起きたオウム真理教事件や神戸連続児童殺傷事件を挙げる。悲惨な事件を止められなかった社会の問題点とは何だったのか。こうした思考を進める中で「お説教的な授業をする学校とは異なる、より市民の生活空間に近いところで本当に学びたいことを学べる場をつくりたい」との思いに至った。

赤字続きでも継続

東京自由大学は小幅とはいえ赤字が続いているにもかかわらず、10年もの間活動してきた。一般のカルチャースクールなどでは考えにくいことだ。営利を目的とせず、強い志から出発したからこそといえる。振り返ってみれば、吉田松陰の松下村塾や福沢諭吉の慶応義塾といった私塾が社会に影響を与えたのは、江戸後期から明治という激動の時代だった。置かれた状況はかつてと大きく異なるが、社会が変わる中で学びの形も変わっていく、ということはいつの世でも自然な流れなのかもしれない。小規模ゆえの柔軟さや強い志を生かし、現代によみがえる私塾が優れた人材や学問を世に出してくれることを期待したい。

(文化部 柏崎海一郎)
【図・写真】私塾「くくのち学舎」で講義をする中沢新一氏(東京・四谷)
2009年12月7日 日本経済新聞 夕刊 18ページ

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2009年11月21日

カフェや居酒屋で観劇−仙台の演劇祭

柏まちなかカレッジとも通じるイベントとして注目しています。

杜の都のカフェや居酒屋で観劇を 俳優ら“出前”、仙台市

             
和風居酒屋の座敷を舞台に、観客の目の前で朗読や舞を披露する演者=仙台市青葉区

 街中のカフェや居酒屋で観劇はいかが―。仙台市を中心に活動する俳優らが劇場から飛び出し、すぐそばで市民が演出を楽しめる「杜の都の演劇祭」が同市で始まり、人気を呼んでいる。12月27日まで、8カ所で約50公演を上演する。

 市内の和風居酒屋に今月上旬、10〜60代の男女27人が集まった。尺八の音色に合わせて着物姿の俳優鎌田国男さん(48)が本を片手に登場。宴会用の座敷が舞台だ。

 朗読の演目は作家井上ひさしさんの小説「新釈 遠野物語」の一つ「笛吹峠の話売り」。身ぶり手ぶりと抑揚に富んだ声色が観客を魅了する。舞い手の演舞と合わせ、幻想的な世界が広がった。

 約1時間の公演が終わり、観客は和定食に舌鼓を打つ。山形市の30代女性会社員は「演者と距離が近く、臨場感があった」と興奮気味。宮城県富谷町の女子大学生(20)は「あと3作以上を見るつもり」と笑顔で語った。

 鎌田さんは「狭い空間だから細かい演技をじかに伝えられる。観客と同じ空気を共有できた」と手応えを感じた様子。

2009/11/19 08:00   【共同通信】


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2009年11月20日

世界の子どもの日に読みたい一冊−藤井千春著『子ども学入門』

今日、11月20日は、世界の子どもの日です。
1954年、子どもたちの世界的な友愛と相互理解を促し、
子どもたちの福祉を増進させることを目的として、
国連が制定した記念日です。

そんな今日、読みたい一冊を紹介いたします。

『読むと元気がわいってくる
子ども学入門―「子どもを捉え育てる」力量を高める―』

これは、私の指導教授である藤井千春先生の著書です。
一般的に、教授が書かれた本は読みにくいものが多いものですが、この本は読んでいてワクワクします。
もちろん面白いだけでなく、藤井先生の研究と教育現場での観察に裏づけされた勉強になる内容です。

子どもが主人公。
子どもが自分の成長を実感できる。
そんな「学びの物語」を生み出す力が、教師には求められています。

心温まる教室でのやり取りが、記されています。
親や教師(志望者)だけでなく、習い事の先生や商店の方など子どもにかかわる全ての人に読んで頂きたい一冊です。



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2009年09月10日

オバマ米大統領、学生に学問のススメ

オバマ大統領は、「勉強が国の将来を決める」と学生たちに語りました。

まったく、同感です。
特に、日本の最大の資源は、「人」だといえます。
「人」を成長させるのは、教育です。
教育は、国の礎と言われる所以ですね。

個人にとっても、勉強が生きるために必要です。
お金や家柄によらず、勉強ができれば活躍できます。
だから、誰もが教育を受ける機会を得られるような社会を政治家には期待します。

以下、日本経済新聞より。
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20090908AT3K0801T08092009.html

オバマ米大統領、学生に学問のススメ

【ワシントン=弟子丸幸子】
オバマ米大統領は8日昼(日本時間9日未明)、学校の新学期にあたって、首都ワシントン近郊バージニア州の高校で学生たちに向けて演説した。「今日、君たちが学校で学ぶことが、国の将来を決めることになる」と強調。「君たちには教育を受ける責任がある」と語り、まじめに勉強に励むよう訴えた。

 米国の大統領が学校で演説するのは、1991年に当時のブッシュ大統領(共和)が教壇に立って以来、18年ぶり。今回の演説を巡っては、共和党や同党支持層の保護者から「政治思想」の植え付けにつながるとして、大きな反発が起きた。

 このためホワイトハウスは事前に演説の原稿すべてをホームページで公開。オバマ大統領は「皆さん、こんにちは」などのあいさつに至るまで、原稿通りに演説した。(02:20)

 



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2009年05月21日

一緒にいたいけど、親は忙しい・・・

親は忙しい

 

親子が一緒に過ごす時間を確保することが難しいことがアンケート調査の結果から明らかになりました。

 

「『思うとおりの子育て』、『子の相手をする時間』、『コミュニケーションがとれているか』の3つは、トライアングルを成している」と監修の定松宣義氏は指摘しています。

 

つまり、子どもと一緒に過ごす時間が増えれば、親子のコミュニケーションが取れ、子育てがうまくいっていると親は感じることが出来るということです。

 

しかし、平日に子どもと接する時間は、1時間未満と答えた親が41.9%(2時間未満・73.2%)にのぼました。

 

(子育て講習会や相談会への参加についての)自由記述の欄でも、「忙しい」、「仕事との両立が大変」、「時間的余裕がない」などの文章が目立ちました。

「ワークライフバランスというが、あれは一部の企業の話」などの記述もみられました。

 

 



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2009年05月12日

子育ての考え方−新しい・古い

子育ての考え方−新しい・古い

 

子育てについてのマニュアルらしきものが飛び交っています。

どれが役立つものか混乱してしまいます。

そこで、子育てネットワーク作り実行委員会では、

そんな子育ての考え方について、

1600名の子育て中の親(小学校低学年、幼稚園、保育所)から意見をうかがいました。

その中から、いくつか結果を紹介します。

 

「きびしいしつけは必要か」との問いに対し、約7割が必要と答えています。

子どもへの不安についての質問では、「基本的な生活習慣が身についていない」という答えが1番多く寄せられました。

どのような大人になって欲しいかという質問に対しては、「規則を守り、人に迷惑をかけない」や「礼義正しい」が上位を占めました。

このような親の願いが、きびしいしつけを求める背景にあると考えられます。

 

一方で、ほとんどの親が『子の自発性を尊重』したいと思っています。

「『きびしいしつけの中に、子の自発性を願う』親の温かい気持ちが伝わってくる」と監修の定松宣義氏はコメントされました。

「厳しい父親像とやさしい母親像」については、否定的な見方が多く出ました。

また、「男の子らしく・女の子らしく」育てるという考え方には、回答が分かれました。

 

 



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2009年04月22日

ペアレントクラシーと学力格差

 

「メリトクラシ」ーから「ペアレントクラシー」に社会が移行している
という話を昨日、大学院の仲間から聞きました。


簡単に言うと、
能力と努力が成功の鍵だった社会から
富を背景とした親の願望で決まる社会に変化しているそうです。
先進国のどこも程度の差こそあれ、直面している問題らしいです。

 

平等な試験の結果であっても、

学ぶ機会を平等に得られないおそれがあります。

 

学校選択制の議論などを考えると、

まさにペアレントクラシーに移行していると感じ始めました。

 

学力格差は、教育だけの問題だけではありません。

社会全体の問題と関係するものであり、

政策による改善も必要となってきます。

 

お茶の水女子大学文教育学部教授の耳塚寛明先生の論文を参考に書きました。

「格差社会と学校教育-メリトクラシーからペアレントクラシー」お茶の水女子大学附属小学校『児童教育』1920092月、NPO法人お茶の水教育研究会、pp34-43,

 

「学力格差と『ペアレントクラシー』の問題─教育資源の重点配分と『底上げ指導』を─」BERD No.8 2007

 



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2009年04月17日

私の塾は「商店街立」

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2009年3月29日の朝日新聞の記事を紹介します。

「地域で教育」という事例として、柏でも試みたいです。 

長野県佐久市の岩村田本町商店街が、小学生に「読み・書き・計算」を中心に教える「岩村田寺子屋塾」を開いた。全国商店街振興組合連合会によると、商店街が営む学習塾は聞いたことがないという。岩村田本町商店街の振興組合は「地域で子どもを育てながら、活性化にもつなげたい」と意気込む。

 薬局だった空き店舗を再利用して、1月20日に開塾した。約70平方メートルの部屋に大机が置かれ、周りには座布団が並ぶ。そこで学年の違う子どもたちが学ぶ。

 出入り口はガラス張りで外から丸見え。大人たちも自由に出入りし、落とし物や店の割引券を持ってきたり、子どもたちにあいさつや靴の脱ぎ方などを教えたりする。47店が加盟する振興組合理事長の阿部真一さん(49)は「気軽に足を運べる雰囲気を心がけた。新しい風が入り、商店街で今、最も活気がある」と話す。

 振興組合が「地域密着型の商店街を目指そう」と始めた子育て支援事業の一つだ。07年春から花見や魚釣りを催す中、「子どもの学力に合った学習塾がない」と不満を漏らす親が多かったことがきっかけになった。

 その後、佐久地域に4教室ある学習塾「ヨダゼミ」を経営する細川保英さん(53)と知り合い、「偏差値重視ではなく、地域と協力しながらの子育てが必要」と意気投合。関東経済産業局の中小商業活力向上事業の補助金約800万円を開塾に充てた。

 塾生は約20人で、ヨダゼミの講師2人が詰める。開塾時間(平日16〜19時、土曜日10〜19時)は、いつでも自習に使える。月謝は、週1回(50分)コース6300円から週3回コース2万2050円。

 「詰め込みではなく自立型の学習」を目指す。算数ならば、それぞれの学力に応じた確認テストで合格点に達すれば次の単元に進む仕組みだ。

 東京成徳大の深谷昌志教授(教育社会学)は「今の子どもたちは居場所が少ない。商店街に顔見知りが増え、地域に愛着ができることは、子どもに誇りが芽生え、社会性も身につくだろう」とみる。(長谷川美怜)



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2009年02月16日

浜松市、ブラジル人児童らに教科書代補助 無認可校生徒も対象

浜松市、ブラジル人児童らに教科書代補助 無認可校生徒も対象

 

浜松市、ブラジル人児童らに教科書代補助 無認可校生徒も対象

 浜松市は2009年度から、市内のブラジル人やペルー人の無認可校で学ぶ児童生徒に対して教科書代を補助する制度を始める。児童らへ1万円を上限として購入費用の3分の一を助成する。授業料が割高な外国人学校に通う子供を持つ保護者の負担軽減が狙い。

 浜松市によると、学校法人ではない無認可校に通う外国人の児童生徒を対象とする補助制度は全国で初めて。無認可校を財政的に支援するのは法律上の制限があるため、児童生徒への補助という仕組みで対応する。

 市内に外国人学校は6校あり、うち無認可校は5校。ブラジル人やペルー人の児童生徒数は合計745人おり、市は教科書購入補助事業として総額745万円を09年度予算に計上する。(12:15)

 

NIKKEI NETより引用

http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20090216AT1G1600Q16022009.html

 



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