教育理念

2015年05月06日

座右の銘 “教育で世界を変えることができる”

中学生の時、「サビツクヨリ、スリキレルホウガマシ It is better to wear out than to rust out.」と書かれた、イカした本の栞を手にしました。
それ以来、この言葉を気に入っています(後で知りましたが、カーネル•サンダースさんも使っているのですね)。

今日、「座右の銘は何ですか?」と突然に聴かれて、「サビツクヨリ、スリキレルホウガマシ」というと出典なども不確かなため、また、何となく海外の言葉を紹介しにくい感じだったので、「至誠にして動かざるは、未だ之れ有らざるなり」と答えました。
孟子の言葉です。中国なので、海外の言葉なのですが。

吉田松陰が江戸に護送される際の最後に述べた言葉としても知られています。
誠を尽くせば、人は必ず心動かされるといった意味です。

教員となり、ネルソン・マンデラ氏の言葉を座右の銘としたいと決めました。
Education is the most powerful weapon which you can use to change the world.”(教育は最強の武器です。教育によって世界を変えることが出来ます。)

あれから立場は変わりましたが、志は変わっていないと振り返る機会になりました。
 
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2015年01月18日

こども哲学のすすめ

【こどもは哲学的】

 70年前の11月22日、手賀沼で多くの若い女性教員がお亡くなりになった。研修のために、船で手賀沼を渡ろうとした時に、突風のために船が転覆してしまった。当時は、戦時中。男性教員は少なく、まだ10代、20代の女性教員が学校現場を支えていたのであった。

 昨年の11月22日に開催された慰霊式にて、遺族の方のお話をお聴きした。父親が戦死し、母親も事故で失った。事故そのものの悲惨さだけでなく、その後の生活の大変さが伝わってきた。戦争は、多くの人びとの人生を変えてしまった。二度とあってはならないと思った。

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 小学生のこどもの感想のようになってしまった。しかし、かえって、こどもの方が真剣に考えていることもある。そういえば、私も、こどもの頃には、学校の先生や親の話やテレビから、環境問題や財政が、このままではいけないと危機を覚え、居ても立ってもいられなくなったことを思い出す。

 また、こどもの素朴な疑問は、本質的な問題を指摘している場合もある。大人になるにつれ、現実との兼ね合いの中で、見て見ぬふりをしていたり、疑問を感じなくなってしまう。

 フランスの経済的に恵まれない地域での幼稚園のこどもが、哲学的な対話を繰り広げるドキュメンタリー映画『ちいさな哲学者』が話題になった。いま、こどもが哲学的に対話する実践が注目されている。

 

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【こども哲学とは】

 これからの社会は、これまで以上に変化が激しくなると予想される。小学校で覚えた知識は大人になったら役立たない場合もあり得る。知識ではなく、学び方や考える力を身につけることが大切になる。

 社会課題は複雑になり、一つの組織だけでは解決できなくなる。たとえば、環境問題は、国や世代を超えた対話や消費者のライフスタイルの見直しが必要となる。組織や立場を超えた対話が求められる。

 社会は、ますます多様になる。他者を認め合い、様々な価値観が存在するのは、持続可能な社会の実現につながる。そのためにも、対話が必要となる。 

 そこで、これからの教育として注目されているのが、こども哲学である。

 こども哲学とは、対話によって、こどもが考えを深めていく活動である。大人が答えを教えるのではなく、子どもたちで問いを立て、それぞれの経験をもとに話し合う。情報の更新が激しくなり、知識を得ることより、適切な問いを立て、他者と協働する力を身につけることができる。

 哲学というと、専門家が難しそうに言葉遊びをしているイメージがあるかもしれない。本来、哲学は、私たちが生きる上で大切な様々な問題を深く考えるものだ。こども哲学は、誰もに開かれた、具体的な生活の中にあるテーマを取り上げ、いろいろな人と話し合うものである。

 こども哲学は一九二〇年代にドイツで芽生え、一九七〇年代にアメリカの哲学者M.リップマンによって唱えられた哲学の教育方法だ。

 こども哲学によって、“稟重思考、∩和づ思考、5じい、思いやるケア的思考の三つの思考力が身につけられる。

 

【探求の共同体を育てる】

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 これまで、「ルール」、「嘘をつくこと」、「動物の権利」、「環境問題と100年後のための思いやり」、「理想の学校」についてのテーマを話し合ってきた。 私は、ネクスファという民間の学童保育で、子ども哲学の実践であるストーリーテリングという教育プログラムを毎月実施している。人前でしっかりと自分の意見を発表できるようになることを目標としている。そのためには、人の話を聴く姿勢がなくてはならない。人の話を聴く時にはおしゃべりし、人前で発表する時にはモジモジと黙ってしまう。聞き手は自分の意見を受け止めてくれるという安心感のある話し合いの場となるよう心掛けている。

 子どもの哲学は、1人で取り組むわけではない。それぞれの経験をもとに、話を深め合う。この過程から探求の共同体が育ってきている。

 

【民主的な市民を育成する教育】

 こども哲学は、公民教育やシチズンシップとも呼ばれる市民を育成する教育にもつながる。自分たちの生き方やこれからの社会のあり方を真剣に考え、異なる意見も受け入れ対話を進める。自ら問いを立て、自分の意見を主張する。こども哲学は、民主主義の土壌を耕す活動でもある。



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2014年08月27日

学校設立への思いと公教育をより良くするための活動

私自身、学生時代に塾を経営し、卒業後は高校教諭を勤め、教育学を研究し、自分の学校を設立するのが夢でした。高校教諭をしていた頃、勤務先の学園内でに、世界に視野を向けた新設の中等教育学校が設立されました。私は、学生寮の舎監でもあったので、新設校に入学するであろう帰国子女の受け入れについても話し合いに参加し、新校立ち上げに関わりました。寮生徒の生活をともにしながら、スポーツクラスや特別進学クラスの生徒も参加する協働学習会をコーディネートしていたのを思い出します。
今は、市議会議員として、議会から行政に働きかけ、市内の公立学校全体をより良くしたいと活動しています。
はじめて立候補した時には、学校を設立して欲しいと、強い要望を頂きました。新しく開発された地域からで、計画段階から学校用地を準備していれば可能性もあったのでしょうが、現実的には難しい状況です。それでも、子どもの教育環境を整えることは必要です。
柏市が建てないのなら、私自身で建てられないか真剣に考えました。手賀沼に近い自然豊かな地域で、地域活性にも役立つような学校を作りたい。一般の学校では、「変わった子」や発達障害とみなされてしまうお子さまにも、一人ひとりの個性を伸ばせるような教育を提供したい。地域の高齢者の憩いの場や活動の場を提供しながら、子どもたちを見守ってもらいたい。国際バカロレアも導入したい。外国籍の方やや帰国子女も、積極的に受け入れたい。フレネ教育の実践者たちが行っているような、まだ日本語が完全に話せない親子、事情があって勉強が出来なかった方々の夜間中学も併設したい。学校そのものが、多様性を持った社会であってほしい。学校が地域を支え、地域が学校を支える。そんな夢を抱いています。
一つの学校での教育ではなく、公立の学校にも反映されるように働きかけていければと考えています。

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2013年05月24日

イエナプランの優良校Dr. Schaepmanschool 訪問

2013年2月、Dr.Schaepmanschool Rien van den Heuvel校長先生に再会することができました。
※2012年の訪問 http://goodman.livedoor.biz/archives/51981723.html
Rien van den Heuvel先生が教員になった動機や校長になった経緯も聞かせて頂きました。Dr.Schaepmanschool は、イエナプラン教育を実践している、素晴らしい学校でした。

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Dr. Schaepmanschool (ドクター・スハエプマン小学校)
http://www.schaepmanschool.nl/
イエナプランの優良校の賞を取った学校です。
この学校は、4月13日に日本テレビで放映されるアナザースカイで、尾木直樹さんとともに訪れ紹介されました。

I could meet Rien van den Heuvel (Principal of Dr.Schaepmanschool) again. I

questioned why he became a teacher, and how he became Principal and started Jena-Plan education. Dr.Schaepmanschool is wonderful.




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2013年05月17日

苫野一徳氏と対談「×(かける)哲学プロジェクト」

『どのような教育が「よい」教育か』(講談社)の著者で、教育哲学の研究者であり、私と大学院の同期でもある苫野一徳氏の「×(かける)哲学プロジェクト」での対談内容をまとめて頂きました。
http://timesphilosophy.blogspot.jp/2013/05/blog-post.html#!/2013/05/blog-post.html

「地方・現場から教育を変えていく」活動について語りました。私のバックグラウンドをよく知るインタビュアーのお陰で、いい話を引き出してもらいました。「一揆」の話まで掲載してもらっています(^^)
学生の頃に、教育学から学んだ愛と情熱を思い出させてくれる対談でした。日々の疲れが吹き飛びました。


「地方から教育を変える!」
http://timesphilosophy.blogspot.jp/2013/05/blog-post.html#!/2013/05/blog-post.html


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2012年08月17日

自主自律型の学び‐オランダ報告7

時間割は自分で作る。
時間割

勉強は各自で進める。
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分らないことがあったら先生に質問。進捗を先生に報告。
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大勢の前で挙手するわけではなく、質問しやすい。

先生からの評価は数字ではなく、コメントで。
通知表
評価については、通知表とポートフォリオと三者面談-オランダ報告4を参照。

自学習を支える体系だった教材
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近頃はIT化が進み、個人がログインして学習
IT教材

難しい教材シリーズ・秀才教育
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2012年05月21日

イエナプランの授業風景‐オランダ報告3

リヒテルズ直子さんのご案内で、イエナプランの学校を中心に見学した。イエナプランの教育は、学年の違う子供たちを混合してクラスを編成し、学び合う共同体を作る。自分で学習計画を立て、各自で課題に取り組む。一方で、対話や観察を中心とした授業が展開されている。自立学習と協同学習を組み合わせたものである。


 私が見学した
20名のクラスでの学習風景を紹介する。3つの学年が1クラスに在籍。1学年6名が先生の周りに座り、算数の説明を受ける。1回の説明で理解した児童は、自席に戻り、課題を取り組み始める。もう一度、先生は、かみくだいた説明をする。児童が、分かるまで繰り返される。そして、次の学年が先生の周りに集まった。

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 説明を終えると、先生は教室を歩き、質問を受ける。みんなの前で質問するわけではないので、内気な児童でも大丈夫である。また、教室に備え付けられているPCの教材で調べている児童もいる。同じ班の先輩から教わる児童もいる。先輩も教えることで、理解が深まる。異学年混合クラス編成の利点だ。

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日本の塾で行われている個別教育の良さと、教室という社会の中で学び合う良さの両方が生かされた教育であった。

これで、学習は身についているか?そんな心配は不要である。全国模試のようなテストを行っている。点数を競うのではなく、今後の学習や指導の指針となる。本来の意味でのテストだ。結果によっては、心理学など専門家によるサポートも受ける。自由な教育が認められる反面、教育監督局の指導を受けており、自由放任なわけではない。

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※訪問校 ’t Kompas ヘト・コンパス小学校
Vlaardingen(フラールディンゲン)という都市にあるプロテスタント系の小学校。イエナプラン校ですが、ピースフルスクール・プログラムという、現在シチズンシップ教育のメソッドとして先端を切っているプログラムを採用している。
http://www.jenaplan-tkompas.nl/

※訪問校 ドクター・スハエプマン小学校
イエナプランの優良校の賞を取った学校。この学校は、4月13日に日本テレビで放映されるアナザースカイで、尾木直樹さんとともに訪れ紹介した学校です。

http://www.schaepmanschool.nl/


オランダは、移民も多く、多様な社会である。教育も、多様である。フレイネ、モンテッソーリ、シュタイナーなどの進歩的な学校やイスラム教の学校など、様々な教育が行われている。このイエナプランも、その中の一つに過ぎない。当然、オールドスクールと呼ばれ、教壇で先生が板書して、教科書を読む画一的な学校もあるということも触れておく。

 




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2012年05月05日

通知表とポートフォリオと三者面談-オランダ報告4

オランダイエナプランの学校での「教育評価」について、報告いたします。

通知表は、数値で表されていません。
国語、理科、社会、音楽といった教科ごとではなく、主体性などの姿勢や聴く力やプレゼン力などスキルについて、5つくらいの項目について、教員がコメントを記し、評価されています。

児童生徒・教員・保護者の三者面談は、年に3回程度開かれます。
ここでは、この通知表をもとに話し合われます。
子ども自身の評価と合わせて、話し合われます。
保護者も同席していますが、児童生徒-教員が話し合い、保護者は傍聴しているイメージです。

それぞれの児童生徒は、学びのポートフォリオを作成しており、自分自身の評価に役立てています。
一番よくできた作品や印象深い取り組みをファイルに保存しています。
たとえば、1年生の時に、きれいにアルファベットが書けるようになった時の練習プリントが保存されており、発達の過程をたどりことができます。

写真は、そのポートフォリオを見せてもらっているところ。
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それぞれの児童生徒のポートフォリオが、教室の棚に保管されています。
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卒業生のポートフォリオも、PCスペースの棚に保管してありました。
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2012年05月02日

リヒテルズ直子さんとの出会い‐オランダ報告1

私は、土浦日大高校で教諭を勤めていた。

生徒中心の学級運営、部活動や学生寮での自立的な組織作り、協同的な学びのの授業など、充実した教育活動であった。

しかし、大きな壁にも直面していた。
学校外での生徒を取り巻く環境だ。
家庭や地域、社会が与える生徒への影響は大きい。
経済不況で親が失業している家庭、TX新線開通や郊外大型店の進出によるまちの衰退。
治安の悪化、若者をねらった犯罪、「勉強したって社会の役に立たない」と言う大人。

「何とかしなければ」
そんな気持ちで解決策を模索する中で出会ったのが、リヒテルズ直子さんが書かれた『オランダの教育』だった。
その本を読み、社会を変える教育・教育を支える社会という視点を得たのであった。

それから約5‐6年が経った。
学校を離れ、研究だけではなく、地域に入って声を拾い、教育について考えてきた。
今回、そのリヒテルズさんに対面し、語り合い、オランダの学校をご案内して頂いた。


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2011年11月01日

柏フューチャーセンター構想

地域課題を認識し、解決するため、行政・企業・市民など課題に関わる当事者が集まり、政策を立案し、実行していくフューチャーセンターの必要性が期待されており、行政で設置すれば日本初の試みとして注目を集めることになります。

この柏に、フューチャーセンターを設置したいと考えています。


※フューチャーセンターとは
フューチャーセンターとは、企業、政府、自治体などの組織が中長期的な課題の解決を目指し、様々な関係者を幅広く集め、対話を通じて新たなアイデアや問題の解決手段を見つけ出し、相互協力の下で実践するために設けられる「場」を指します。
フューチャーセンターでは、所属組織や立場の異なる多様な人たち、例えば異なる部署のスタッフや企業人、市民などが集まり、普段、従事している組織内では決して構築されることのない関係性を形成し、横断的な対話を行って意思決定や理解の共有が行われます。
その目的は創造性を発揮し、複雑化して従来の枠組みでは解決の難しい現代の様々な課題を解決することにあります。例えば地球環境問題への対応や、世代をまたいだ等の複雑な課題は、普段と同じ組織のメンバーと普段と同じ会議室に集まっても、過去になかった発想やアイデアを生み出し、解決に向けて実践することは困難であります。
そこでフューチャーセンターという、多様なメンバーが集まる場をつくり、知恵の集まってくる仕組みを形成し、新たな知を創造し、実践する取り組みが行われるようになったわけであります。
柏市でも、事業仕分け、シンポジウム、タウンミーティングなどが開かれています。議会でも、見直しを求める意見も出ていました。

◆柏の現状
昨年のタウンミーティングでは、不満や陳情があふれていたと聞いております。必ずしも、うまくいっているわけではないと思われます。課題を分析し、指摘することは大切であります。しかし、その解決を行政任せにしていては、限られた財源の中では限界があります。結果的に、解決せず、再び批判の対象となり、悪循環と考えられます。

◆フューチャーセンターがあったら
そんな中で、オランダ・ノルウェーなど欧州で、企業や
NPO、行政などで効果をあげているフューチャーセンターに注目した次第であります。
都市や街にフューチャーセンターがあれば、街づくりが参加型に変わります。組織の壁や部署、公と民間の壁を超えたイノベーション発想に変わります。
これからの合意形成のプロセスは、トップダウンではなく、創造的な対話からローカルな変化を生み出し、それらをネットワークでつないでいくことになると予測されます。フューチャーセンターのネットワークが、それを担う場になると期待されています。フューチャーセンターは、多様性の高い対話を通して、社会的な共有価値を生み出す場なのです。

◆加点方式で考えよう
このフューチャーセンター設立は、成功か失敗かという評価を考えているわけではありません。一つひとつの要素を加点方式で評価していくことが出来ます。このフューチャーセンターを行政に採り入れたというだけで、日本初になります。タウンミーティングなどでの市民対行政の枠組みが変化した、新アイデアが生まれた、新プロジェクトが生まれ動き出した、外部からの刺激のあり、職員研修につながった、一つひとつの事柄が日本初と発信することが出来ます。このことで、日本中の知恵をひきつける仕組みを構築することになると考えます。


 



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2011年02月01日

「教育のまち」宣言

1/31の日本経済新聞(朝刊)の教育欄に、
河内長野市「教育のまち」宣言が取り上げられていました。

1「私たちは、未来の宝として、学ぶ意欲に富み、心やさしくたくましい子どもたちを育てます」
2「私たちは、人を大切にする人権感覚豊かな子どもたちを育てます」
3「私たちは、家庭の力、地域の力、学校の力など、市民の力のつながりを大切にし、市の未来を担う人となります」
4「私たちは、わがまち河内長野の伝統や文化を大切にし、ふるさとや地域を愛する市民となります」
5「私たちは、豊かな学びの場のもとに、生涯にわたって学び続け、自らの人生を充実させるとともに、学びの成果を活かして社会に貢献します」

「郷土の先人に学び、その歴史と伝統の上に新しい『教育のまち』や
『子育てのまち』などを創造しようとする」。
コミュニティスクール(地域運営学校)も試験的に発足させるという。

私は、土浦の高校に勤め、生徒の家庭事情や地域の衰退を目の当たりにし、
何とかせねばと思い立ち、オランダや北欧での教育実践を調べ、
コミュニティスクールの実現を構想をしました。
オランダでのコミュニティスクール(地域運営学校)では、
教育コンサルタントが重要な役割を果たすと知り、大学院に進み、研究しました。
同時に、コミュニティスクールを支える地域の教育文化を育みたい
と「柏まちなかカレッジ」を立ち上げました。

コミュニティスクールを推進しようと、教育コンサルタントを始めたのです。
やっと本来の志を果たす素地ができてきたと、ワクワクしています。

豊かな学びの場が、いたる所にあり、
そんな当たり前にある学びの場を、教育の機会と意識して、
自分の人生を充実させるとともに、学びの成果を社会に還元していく。
そんなまちに住みたいと人は集まり、ますます豊かな学びの場になっていく。
人を育て、人を魅きつける。そんな循環を整えたいのです。


教育のまち柏を目指し、これからも活動を続けていく所存です。


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2008年11月14日

人を育てる時の心構え―出来ると信じ、待つこと

【人を育てる時の心構え―出来ると信じ、待つこと】

 

■はじめに

 

先日の講演で、ピグマリオン効果を少しだけ紹介しました。

なかなか興味深いものでもありますので、

あらためて取り上げます。

 

人を育てるとき、さらには、自分自身を成長させるとき、

意識して頂ければ、幸いです。

 

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【本日の内容】

■ピグマリオン効果とは

■マイナスイメージの言葉遣いを控える

■ある学生の例

■やはり、愛があってこそ

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■ピグマリオン効果とは

 

親や教師の期待により、

子どもの能力がその方向に変化する現象を言います。

 

「この子は、よくできる」と信じて接していれば、

「よくできる」人間に育つという理論です。

 

ハーバード大学の心理学者ローゼンタールの実験によれば、

知能テストを実施し、その成績と関係なく選んだ小学生について、

生徒Aは伸びると教師に伝えたところ、

1年後には、生徒Aの成績は著しく良くなりました。

 

ちなみに、この名は、

女性像を現実の女性に変えたいという強い願いを実現させた

ギリシアのピグマリオン王に由来します。

 

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■マイナスイメージの言葉遣いを控える

 

逆に、「この子は、できない」と思って接していれば、

「できない」人間に育ってしまいます。

 

マイナスイメージの言葉遣いをしていませんか?

「どうして〜くらいできないの?」

「〜したらダメでしょ?」

「何度言ったらわかるの?」

 

このような言葉を与え続けられると、

感情的に拒絶し、言う事を聞かなくなります。

さらには、マイナス思考になり、「できない」と思い込んでしまいます。

 

人格を否定するような言葉遣いをしていませんか?

ダメ、頭が悪い、だらしない、のろま、

ぐず、ずるい、頼りない、気が小さい、・・・

特に、他人との比較は、人を傷つけることになります。

 

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■ある学生の例

 

講演に参加した学生が、興味深い話を聞かせてくれました。

 

「なぜ、そんなに頭がいいの?」

「あなたは、よくできる子だ」

「あなたなら、出来る」

そう言われて育ってきたそうです。

 

親の期待に対するプレッシャーや

実力との葛藤などに苦しむことはなかったのか?

そんな質問もありましたが、そのようなことはなかったそうです。

 

本人は、希望する高校・大学に進み、

素直にノビノビと生活しています。

 

ここで気づかされたことがあります。

 

子に対して、「あなたは出来る」と思い込ませることは

プレッシャーをかけることになるかもしれません。

しかし、親が勝手に「この子は出来る」と思い込むだけなら

嬉しい勘違いで済んでしまうということです。

 

「あなたは出来る子だから、『〜して欲しい』」

『〜』が加わるから、プレッシャーになる可能性があります。

 

それに、「出来る」「すごい」など漠然としているので、

いろんな解釈が可能な点がミソかもしれません。

 

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■やはり、愛があってこそ

 

私が教員をやっていたとき、

特に根拠はなくても、この生徒は伸びると思っていました。

そういう私自身の性格なのでしょう。

 

実際には、なかなか伸びない生徒もいます。

しかし、もう少し経てば伸びてくるかもしれません、

あるいは、私が見落としているのかもしれません。

そう考えて接してきました。

 

この根底には、愛があります。

その人のことが好きだから、こんな態度でいられるのです。

 

期間内に成果が求められる現場では、

悠長なことは言っていられないわけですが、

「急がば回れ」

待ったほうが早く成果を出せることもあります。

長期的な視点では、有効的であることは間違いありません。

 

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■おわりに

 

大切であり、そして、難しいのは、信じ、待つことです。

人には、解決する能力があります。

人は、「育てる」のではなく「育つ」ものです。

なかなか思うようにいかないかもしれませんが、

愛をもって、ありのままを受け入れてあげてください。

 



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2008年02月07日

第2回講演会開催決定!

怒っちゃいけないとは
わかってはいる
んだけど・・・

先日、こんな話を聞きました。
自分の子どもを怒ったあと、
この言葉を思い出したそうです。

怒っちゃいけないとは
わかってはいるんだけどねぇ・・・

この言葉が少しずつ話題になっているようです。

しかし、
親のための塾って、一体どんな塾なの?
「不安だわ」とおもっていらっしゃるあなたへ。

塾で学ぶ内容を公開いたします。
多くの人に知ってもらいたいんです。

とりあえず、
日時、場所をお知らせします。


2008年3月20日 2時から4時まで

柏市中央公民館 集会室


よろしくお願いします。


 



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2007年08月03日

9月8日・土曜日 柏にて講演会開催

緑葉学舎教育講演会

「子どもとおとなとのコミュニケーション」

 

「子どものために最善を尽くしてやりたい」と思いながらも、「最近、子どもの考えがわからなくなってきた」、「どう接すればいいか」といった戸惑いを感じていらっしゃる方々へ。

本講演会が、よりよい関係作り親としての成長のきっかけとなれば幸です。

 

※ 参加無料です。

 

日時 2007年 98・土曜日

講演 14301600     (受付 1400〜)

会場 アミュゼ柏 1階リハーサル室

参加申込  下記まで、電話またはEメールにてご連絡ください。

代表 山下  Eメール ride_on_gx@hotmail.com 

 

当日受付も可。

※ただし、参加者多数の場合は、申込み順に入場していただきます。

会場の関係上、入場をお断りしなければならないこともありますので、予め、ご了承ください。

 

【講演者紹介】

山下洋輔 

緑葉学舎代表。茨城県私立高校教諭から現在は早稲田大学大学院教育学研究科後期博士課程に在籍。教育学研究と教員経験を生かした教育コンサルタントとして活躍。

 

山本隆太郎

現在、神奈川県私立高校講師。早稲田大学大学院文学研究科後期博士課程に在籍。早稲田大学教育学部時代から、山下とは教育について語り合ってきた。

 

小原雅朗

現在、早稲田大学社会科学部1年生。文武両道をモットーに、大学ではトライアスロン部に入部する。高校生の時は、寮生活を経験。当時、舎監を務めていた山下と生活を共にする。

 

主催  緑葉学舎(ブログURL http://goodman.livedoor.biz/ )

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