ライフヒストリー

2010年05月29日

「トイレの神様」(植村花菜)とオーラルヒストリー収集活動

個人の経験が尊重され、次世代へ生活文化が語り継がれるコミュニティが、自然に発生する社会を目指したプロジェクトを立ち上げました。
名づけて、「おばあちゃんの知恵袋」プロジェクト。

家族形態や地域社会の変化、終身雇用制の見直し、価値観の多様化により、経験を伝える仕組みが崩壊の危機に直面しています。

私自身、祖父母と離れて暮らし、
伝統的な生活文化を受け継げていない後ろめたさもあります。
歴史学を研究している反面、高齢者の方々の今までの苦労など、
知らないことが多いことに反省しています。
特に、戦争体験などは、日に日に失われていっています。

そこで、高齢者の方々の個人経験を収集し、アーカイーブ化し、
未来へ文化を伝承していく活動をしようと考えるようになりました。
高齢者にインタビューし、地域の方々を巻き込んで、「おばあちゃんの知恵袋」という形で編纂していきます。
地域の方々は、話の中から感じる部分を抽出し、
自分自身にとっての意味を考えていきます。
高齢者にとっては、話に価値を付加することで生きがいを実感してい頂きます。
この世代間交流の輪が連鎖する仕組みを構築していきます。

話の内容を保存し、活用するだけではなく、
その話にまつわる「思い」を話し合うことで
現在の若者、私たちの生き方を支えることになると考えます。

ここで、植村花菜さんの「トイレの神様」を紹介します。
http://www.youtube.com/watch?v=Z2VoEN1iooE&feature=player_embedded

トイレには神様がいるというおばあちゃんの教えだけではなく、
植村花菜さんのおばあちゃんとの思い出や
もっと孝行したかったという後悔や
いろんな思いが感謝となって、
これからの人生を支えてくれるんだと思います。

私たちの活動も、知識だけではなく、
人の生き方がつまった「知恵袋」を集めていこうと決意しました。


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2008年06月27日

人生に無駄な経験なんてない!

先日教え子から連絡がありました。

内容は、私のドキュメンタリーを撮らせてもらえないか

といったものでした。

題名は、「ある男」。

教え子のお願いなので、快く引き受けさせてもらいました。

 

撮影にあたり、今までの私の経験や現在の活動について

インタビューを受けました。

実を言いますと、私はインタビュー方法や個人の語りについての

研究も専門的にしています。

その私自身がインタビューをうけるとは。

非常に貴重なチャンスとなりました。

 

自分の経験や活動をまとめることで

考えが整理され、次への指針を発見することが出来ました。

現在、キャリアカウンセラーとしての活動をしていますが、

まさに、それと同じ作業です。


かつて進路相談を受けた生徒から

キャリアカウンセリングを受けている感じです。

 

本当に不思議なめぐり合わせを感じるとともに、

嬉しい気持ちでいっぱいです。

 

一見、バラバラに思われる経験は

つながっているのです。

そんなことを気づかせてもらいました。

 

「何でも経験しておくことは

無駄にはならないってことだな…

たとえ、その時は直接、

役に立たないことのように思えても、

その時を一生懸命にやってモノにしておけば…

それは後になって必ず役に立つんだ!!

(作・倉科遼『帝王』第2巻、20077月、小学館)

 

これは、一大キャバクラグループを築き上げた経営者

輝咲翔の言葉です。

「一度やると決めたことは、どんなことでも、

納得するまで、全力でやり通す。

それこそが力となり、次へつながっていく」

 

彼は、「人生に無駄な経験などない」と考え、

何事にも全力で取り組みました。

その結果、大きな成功に結びついたといえます。

 

今まで、私は、何の脈絡もなしに、

好きなことをやってきました。

好奇心旺盛な反面、器用貧乏や飽き性とも言われました。

しかし、今までの経験がここに来てつながってきました。

 

教え子から撮影の依頼が来るのも

人生の次のステップに進む時期なのかと考えさせられます。

 

 

 

 



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