桂米朝

2008年12月28日

桂米朝が師匠米団治から聞いた落語のエッセンス

桂米朝が師匠米団治から聞いた落語のエッセンス

 

「ツル」という噺を聞きました。

この「ツル」は、なぜツルと呼ばれるようになったかの由来についての噺です。

ここから、話術のテクニックを考えさせられました。

 

「この『ツル』という噺は落語のエッセンスやで。短い中に話術のほとんどすべてのテクニックが揃っている。説いて聞かせる、軽く流す、かぶせる、はずす、とまどう、運ぶ、強く押し出す、気を変える…など、それにサゲのバカバカしい面白さ、これをうまくやれたらたいていのネタはやれる。大ネタは作の力でかえってやりやすい。こんな軽い噺が難しい。」

軽い噺を実力のある人が力まずやる。―名人の一筆書きのような味を楽しみたい。

※引用 「特選!!米朝落語全集第四集」の解説(解説者 権藤芳一)より

 

1説いて聞かせる、

2軽く流す、

3かぶせる、

4はずす、

5とまどう、

6運ぶ、

7強く押し出す、

8気を変える

 

あらためて、これら8つがテクニックと把握することができました。

 



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2008年11月17日

「焼き塩」から知る識字状況

 

これは、桂米朝が、昭和57年頃に復活させたはなしです。

内容は省略しますが、庶民の暮らしが目に浮かぶはなしです。

 

塩化ナトリウムではない、

昔ながらの塩の説明が詳細になされています。

日本史の授業での資料としても役立ちます。

 

日本は昔から、高い識字率を誇りとしておりますが、

このはなしでは、字が読めない人びとの様子を具体的に知ることができます。

字が読めないことを自慢する職人、子の方が字を読める家庭、

家庭事情をよく知った手紙を読んでくれる人の存在など、

いきいきと描かれています。

 



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