2008年03月11日
気力‐NHK土曜ドラマ「フルスイング」に心打たれて
気力‐NHK土曜ドラマ「フルスイング」に心打たれて
先日、NHK土曜ドラマ「フルスイング」の最終回を観ました。
このドラマは、高林導宏先生をモデルとしたものです。
高林先生は、プロ野球の打撃コーチを30年勤めた後、
58歳から福岡県私立筑紫台高校の教師になりました。
高林先生の熱意で、
生徒はもちろんのこと
教員はじめ学校全体が変わっていく様子が描かれていました。
卒業式後のクラスにて、高林先生はメッセージを送りました。
それは、「気力」です。
これからの生徒の人生に、そして自分の闘病生活に。
お互い真剣に生きようとの気持ちで贈られた言葉でした。
高林先生にとっての「気力」とは、
「あきらめない気持ち」
であると説明されました。
「あきらめない気持ち」は成功の秘訣だといえます。
靴職人の山口千晃さんが、
あきらめずに「挑戦を継続すること」
が大切だとお話になったのを聞いたことがあります。
もし、自分が間違っていたら
いくら続けても・・・。
そんな不安を感じてしまうものです。
あきらめそうな気持ちを支えるものは何でしょう。
自分を信じられるかどうかだと
私は思います。
高林先生は、生徒のいいところを見つけ、
生徒が自分を信じられるよう応援していました。
高林先生のように、全国では一生懸命に
応援していらっしゃる先生方を私は知っています。
表には出てきませんが、
そんな先生方が多くの人生を支えてきたことは
本当に素晴らしいことだと感じています。
卒業式の季節に、いいドラマを観ることができました。