2008年06月23日

キャリアコンサルタントとは

(1)キャリアコンサルタントとは

・その人らしい生き方をサポート(生きがい、働きがい、学びがい作り)

・個人の成長を組織の発展につなげる

 

(2)社会的要請

◆年功序列・終身雇用制といった従来の雇用形態の崩壊

 →企業の転換/キャリアデザインの必要

◆若年者の早期離職の増加

 →人材確保/働き方の多様化・派遣・フリーターなど

◆ワークライフバランスへの注目

◆雇用形態の多様化に伴う職場環境の変化
 →人間関係、組織内のモチベーション

 

厚生労働省 キャリアコンサルタント5万人養成計画
(平成
14年からの5年間で)

 

(3)具体的な仕事

◆カウンセリング
1.相談者自身の今までの経験の振り返りや、適性検査等を通じた自己理解の促進。

2.労働市場や企業情報に関する情報提供等を通じた仕事理解の促進。


3.動機付け、目標設定、職業、職務選択や能力開発を体的活動に繋げていくための相談。

 

◆教育・普及活動

キャリアに関する講習会・セミナー・ワークショップ開催

 

◆人材の養成

 

◆環境への働きかけ

1.ソーシャルサポート、仕組み作り、場作り、組織風土作り、意見具申

・・・職場環境の改善といった組織のコンサルティング

2.社会問題への働きかけ・・・例)障害者・女性の雇用、育児休暇取得、若者・退職者の就労支援など

 

※近年の流れとして、カウンセリングから環境への働きかけが求められている。

 

(4)資格取得者
(山下が、講座、研究会、その他セミナーで知り合った範囲で)


企業の人事部、派遣会社、大学職員、人材コンサル(ヘッドハンター)、教員、失業者、派遣社員、社長・会社役員、厚労省関係、社労士、中小企業診断士、カウンセラー、セラピスト、コーチ、ファシリテーターなど

※採用する側、就職を支援する側の両方が同じ教室で学ぶ点が興味深い。



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