2008年09月04日
北欧レポート
教育について、熱く語り合う先輩がいます。
今、彼は日本の小学校で教員をやっています。
その先輩から届いたメールを紹介します。
フィンランド(ヘルシンキ)→デンマーク(コペンハーゲン)→スェーデンと来ました。
…、町や物のデザインがとても洗練されていて居心地がよいです。
今、スェーデンの第二の都市にいるのですが、
人口もとても少なく日本の地方都市ぐらいです。
影の部分(移民問題とか、物価が高いとか。マクドのセットが1000円近いとか)も
もちろんあるのですが、
総じて学ぶことが多い旅です。
安くあげるために、ユースホステルに宿泊しているのですが、
北欧のユースホステルは、なかなか綺麗ですよ。
自然、環境への配慮が素晴らしいですし、マナーもよいです。
歴史的に、地理的にも、戦争では勝てぬロシアやドイツから独立する為に、
教育に力を入れてきたとのこと。
個々が自立しなければならぬと、教育コンセプトが貫かれています。
そして、少人数教育。フィンランドでは一クラスの最高は16人です。
日本は多すぎてクレージだと言われました。
そして学校の教師は全員、修士号を持っていれそうです。
北欧は総じて、教育、福祉、環境、に関して配慮がなされており、
質素で真面目な気質の人が多いように感じました。
アメリカンドリームのような大言壮語を語る事なく、
日常生活をとても大切にしています。
つまり、平凡と思われる日常をより良くするために、
家具などのデザインが洗練されてきたり、
日常の読書量が多くなったりしているのです。
言うなれば、すなわち、ありきたりな日常を生きるきることに
超超超ポジティブなのです。
スウェーデンのヨーテホリより