2009年05月12日
子育ての考え方−新しい・古い
子育ての考え方−新しい・古い
どれが役立つものか混乱してしまいます。
そこで、子育てネットワーク作り実行委員会では、
そんな子育ての考え方について、
約1600名の子育て中の親(小学校低学年、幼稚園、保育所)から意見をうかがいました。
その中から、いくつか結果を紹介します。
「きびしいしつけは必要か」との問いに対し、約7割が必要と答えています。
子どもへの不安についての質問では、「基本的な生活習慣が身についていない」という答えが1番多く寄せられました。
どのような大人になって欲しいかという質問に対しては、「規則を守り、人に迷惑をかけない」や「礼義正しい」が上位を占めました。
このような親の願いが、きびしいしつけを求める背景にあると考えられます。
一方で、ほとんどの親が『子の自発性を尊重』したいと思っています。
「『きびしいしつけの中に、子の自発性を願う』親の温かい気持ちが伝わってくる」と監修の定松宣義氏はコメントされました。
「厳しい父親像とやさしい母親像」については、否定的な見方が多く出ました。
また、「男の子らしく・女の子らしく」育てるという考え方には、回答が分かれました。