2009年11月25日
交友抄−異文化交流実践講座Cross-Cultural Distance Learning
3年前に教員を辞め、大学院へ進学しました。
アジアに日本の教育実践を伝える学校を作ろうと思い立ったからです。
留学も考えましたが、海外に伝える日本の教育実践について考えるため、日本で研究することにしました。
各地の小中学校に出かけ、現職教員たちと生活科、社会科、総合的学習などの授業実践を共同研究し、問題解決学習の授業研究論では第一人者である藤井千春先生のゼミで学んでいます。
中国やブラジルから留学されている先輩もいらっしゃって、本当に刺激的なゼミです。
海外に伝えるということを意識して、取った授業が、
異文化交流実践講座(Cross-Cultural Distance Learning)です。
厳しいご指導のおかげで、大変でしたが、実りある内容でした。
(※「履修生からのメッセージ」を参照してください。)
そんな授業に最後まで修了したメンバーは、今となっては貴重な仲間です。
先日、久しぶりに再会しました。
みんな優秀で、頑張っていました。
各自、授業のプログラムで交流した台湾や韓国の学生との連絡も取り合っていることもあり、世界的的で、大きな話が飛び交います。
「ノーベル賞を取ったら、みんなでストックホルムに駆けつけよう」
「日経新聞の交友抄に、CCDLのメンバーの話を載せよう」
「海外の学校を、うちの商社でサポートできたら」
などなど・・・
そんな話をしても馬鹿にされず、
嘘っぽい話に聞こえないところが楽しいです。
お互いの活躍に刺激を受け、
日ごろの活動を一層頑張ろうという気持ちになりました。
※引用「受講者からのメッセージ」
https://www.w-as.jp/gogaku/ccdl/message.html
早稲田からワールドへ−CCDLコースを受講して
CCDLコースの内容をよく理解しないで受講してしまい、最初は戸惑うばかりでした。授業もクラスメイトとの私語も英語だったので。しかし、それでも1年間やってこられたのは、CCDLコースが単なる英語の講座ではなかったからだと思います。国際交流の体験やコミュニケーションのテクニックを学んだわけではありません。他者との関わりについて理論的に教わりました。何よりもコミュニケーションの根本である「人への関心」の重要性に気づかされました。
クラスメイトには、意欲的に生活を送っている人が多く集まっていました。学部や学年が異なる学生同士、お互い刺激を与え合うことができました。課題や発表準備のため、クラスメイトと頻繁に打ち合わせをしていました。気づけば、一緒にビジネスコンテストに出場したり、サークルを立ち上げたり、授業外でも話し合う機会が増えてきました。
そんな中で生まれたのが、授業中にインターネットを通して交流しているナムソウル大学(韓国)の学生に会いに行く企画です。せっかくなのでクラス全員に声をかけたところ(チラシを配りました)、5人で韓国に向かいました。授業中にインターネットを通して交流してきましたが、直接に会えたときは感無量でした。韓国の学生も同じように感じてくれたのか、できる限りのもてなしを受けました。韓国の学生の姿勢、人との出会い、行動を起こす楽しさなどを学べた充実した旅でした。その後もメールなどを通して、連絡をとりあっています。年末には、韓国の学生が来日し、私たちは東京を案内しました。
このように、授業で学んだことを、クラスメイトや交流のあるナムソウル大学や淡江大学の生徒と深め合うことができました。振り返れば、2007年度はCCDLコースの年だったといえます。そのことをクラスメイトに話すと、「こんなに頑張った授業は他になかったわ。週に1時限しかなかったのにね。すごい成長した気がする。」と返ってきました。(山下洋輔)
アジアに日本の教育実践を伝える学校を作ろうと思い立ったからです。
留学も考えましたが、海外に伝える日本の教育実践について考えるため、日本で研究することにしました。
各地の小中学校に出かけ、現職教員たちと生活科、社会科、総合的学習などの授業実践を共同研究し、問題解決学習の授業研究論では第一人者である藤井千春先生のゼミで学んでいます。
中国やブラジルから留学されている先輩もいらっしゃって、本当に刺激的なゼミです。
海外に伝えるということを意識して、取った授業が、
異文化交流実践講座(Cross-Cultural Distance Learning)です。
厳しいご指導のおかげで、大変でしたが、実りある内容でした。
(※「履修生からのメッセージ」を参照してください。)
そんな授業に最後まで修了したメンバーは、今となっては貴重な仲間です。
先日、久しぶりに再会しました。
みんな優秀で、頑張っていました。
各自、授業のプログラムで交流した台湾や韓国の学生との連絡も取り合っていることもあり、世界的的で、大きな話が飛び交います。
「ノーベル賞を取ったら、みんなでストックホルムに駆けつけよう」
「日経新聞の交友抄に、CCDLのメンバーの話を載せよう」
「海外の学校を、うちの商社でサポートできたら」
などなど・・・
そんな話をしても馬鹿にされず、
嘘っぽい話に聞こえないところが楽しいです。
お互いの活躍に刺激を受け、
日ごろの活動を一層頑張ろうという気持ちになりました。
※引用「受講者からのメッセージ」
https://www.w-as.jp/gogaku/ccdl/message.html
早稲田からワールドへ−CCDLコースを受講して
CCDLコースの内容をよく理解しないで受講してしまい、最初は戸惑うばかりでした。授業もクラスメイトとの私語も英語だったので。しかし、それでも1年間やってこられたのは、CCDLコースが単なる英語の講座ではなかったからだと思います。国際交流の体験やコミュニケーションのテクニックを学んだわけではありません。他者との関わりについて理論的に教わりました。何よりもコミュニケーションの根本である「人への関心」の重要性に気づかされました。
クラスメイトには、意欲的に生活を送っている人が多く集まっていました。学部や学年が異なる学生同士、お互い刺激を与え合うことができました。課題や発表準備のため、クラスメイトと頻繁に打ち合わせをしていました。気づけば、一緒にビジネスコンテストに出場したり、サークルを立ち上げたり、授業外でも話し合う機会が増えてきました。
そんな中で生まれたのが、授業中にインターネットを通して交流しているナムソウル大学(韓国)の学生に会いに行く企画です。せっかくなのでクラス全員に声をかけたところ(チラシを配りました)、5人で韓国に向かいました。授業中にインターネットを通して交流してきましたが、直接に会えたときは感無量でした。韓国の学生も同じように感じてくれたのか、できる限りのもてなしを受けました。韓国の学生の姿勢、人との出会い、行動を起こす楽しさなどを学べた充実した旅でした。その後もメールなどを通して、連絡をとりあっています。年末には、韓国の学生が来日し、私たちは東京を案内しました。
このように、授業で学んだことを、クラスメイトや交流のあるナムソウル大学や淡江大学の生徒と深め合うことができました。振り返れば、2007年度はCCDLコースの年だったといえます。そのことをクラスメイトに話すと、「こんなに頑張った授業は他になかったわ。週に1時限しかなかったのにね。すごい成長した気がする。」と返ってきました。(山下洋輔)