2009年12月04日

郷中教育と柏まちなかカレッジ

大久保アップ私の父は鹿児島出身です。
今、私の弟は鹿児島で勤めています。
弟の結婚式の際に、鹿児島の史跡を見学しました。

その中で、明治維新で活躍し、近代日本を築きあげた人物を輩出した郷中教育について紹介いたします。

郷中教育(『ごじゅうきょういく』、または『ごうじゅうきょういく』)とは
地域コミュニティによる青少年教育システムです。
年長者は年少者を指導すること、年少者は年長者を尊敬すること、負けるな、うそをつくな、弱い者をいじめるなということなどを、人として生きていくために最も必要なこととして教えました。

この郷中教育は、文禄・慶長の役(1592〜98年)の時、残された子どもたちの風紀が乱れないように始められたと言われます。
ボーイスカウトは、ベーデン・パウエルが、薩摩の郷中教育の制度を研究て創始したと伝えられています。  
KIF_4935示現流道場外観
先生に指導されると反発するものです。
しかし、先輩の言うことなら、聞かざるを得ません。

柏まちなかカレッジは、受講生同士の学び合いを大切にしています。
講師も学ぶ。
きっかけを与えてくれますが、受講生と講師は対等です。
教科内容だけでなく、生き方を刺激しあうような場に、柏まちなかカレッジがなれればと願っています。
桜島



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