2009年12月31日
ある美容師の草の根教育活動
大晦日、何となく身だしなみを整えたい気持ちになり、いつもの美容室で髪を切って頂きました。
高校生の頃から15年くらいお世話になっています。
大晦日といえば、家族団らん。
普段は、なかなか家族のコミュニケーションがとれないものです。
そんな現実をふまえて、その美容師さんは親が子の髪を切ることを勧めています。
髪を切ってもらうという具体的な行動が、親子の絆となる。
変な髪形にされたといった失敗談が、後になって親の愛を受けた証拠になるとのことです。
そういえば、私もバリカンを買ってきた父に、虎刈りにされたことがあります。それを見た弟は、自分の番になる前に、祖父母の家に泊まりに行ってしまいました。
結局、私は、その翌日に理容師さんに整えてもらいました。
今となっては、笑える話です。
親が髪を切る。子どものために一生懸命に切る。子は、その愛を受け止める。
次第に、子は親に切られるのを嫌がるようになる。
親離れ・子離れのステップだそうです。
そこで、初めて美容師の役割です。
そんな大人になろうとする子どもの話を聞き、時にはアニキのように、時には親のように、時には先生のように導いていきます。先生や親のタテ関係、友達の水平関係とは違う、ナナメの関係といった位置付けです。
私も、部活動のこと、受験のこと、大学生活のこと、研究にこと、仕事のこと、本当にいろんな話を聞いて頂き、励ましてもらいました。
最近は、美容室に子どもをおいて買い物に行ってしまうような忙しい親が多いそうです。
そういえば、私は祖父と一緒に床屋行っていました。隣で一緒に切ってもらうのです。
この前、祖父から床屋へ連れて行った思い出話を聞き、涙ぐんでしまいました。
髪を切るというのは、定期的なもので、少し時間もかかります。
だからこそ、コミュニケーンのチャンスであり、身だしなみやマナーを伝えるいい機会でもあるのです。
そんな話ができた大晦日の美容室でした。
高校生の頃から15年くらいお世話になっています。
大晦日といえば、家族団らん。
普段は、なかなか家族のコミュニケーションがとれないものです。
そんな現実をふまえて、その美容師さんは親が子の髪を切ることを勧めています。
髪を切ってもらうという具体的な行動が、親子の絆となる。
変な髪形にされたといった失敗談が、後になって親の愛を受けた証拠になるとのことです。
そういえば、私もバリカンを買ってきた父に、虎刈りにされたことがあります。それを見た弟は、自分の番になる前に、祖父母の家に泊まりに行ってしまいました。
結局、私は、その翌日に理容師さんに整えてもらいました。
今となっては、笑える話です。
親が髪を切る。子どものために一生懸命に切る。子は、その愛を受け止める。
次第に、子は親に切られるのを嫌がるようになる。
親離れ・子離れのステップだそうです。
そこで、初めて美容師の役割です。
そんな大人になろうとする子どもの話を聞き、時にはアニキのように、時には親のように、時には先生のように導いていきます。先生や親のタテ関係、友達の水平関係とは違う、ナナメの関係といった位置付けです。
私も、部活動のこと、受験のこと、大学生活のこと、研究にこと、仕事のこと、本当にいろんな話を聞いて頂き、励ましてもらいました。
最近は、美容室に子どもをおいて買い物に行ってしまうような忙しい親が多いそうです。
そういえば、私は祖父と一緒に床屋行っていました。隣で一緒に切ってもらうのです。
この前、祖父から床屋へ連れて行った思い出話を聞き、涙ぐんでしまいました。
髪を切るというのは、定期的なもので、少し時間もかかります。
だからこそ、コミュニケーンのチャンスであり、身だしなみやマナーを伝えるいい機会でもあるのです。
そんな話ができた大晦日の美容室でした。