2011年01月29日

市町村に教員人事権を移譲-地方分権の第一歩

豊中市、池田市、箕面市、豊野町、能勢町の大阪府豊能地区5市町で、
教員人事権を大阪府から移譲することが合意されました。

政令市以外への教員人事権の移譲は、全国で初めてです。
浅利敬一郎豊中市長は、12月の会議後の記者会見で
地方分権の第一歩を踏み出せた」と語っていたのが印象的でした。

毎日放送MBSニュース
教員人事権移譲 豊中市長、大阪府に財政支援要望
http://www.mbs.jp/news/kansaiflash_GE110128060000427341.shtml


公立小中学校の教員人事権を来年度、大阪府から譲り受けることで合意した豊中市などは、橋下知事に財政支援などを要望しました。

公立小中学校の教員の採用や異動などの人事権は、現在、都道府県の教育委員会が握っています。

しかし、橋下知事が「市町村が責任を持つべき」と提言したため、豊中市など3市2町が府からの人事権の移譲について協議を重ね、来年度、譲り受けることで正式合意しました。

豊中市長は橋下知事に協議の結果を報告し、必要な条例改正と財政支援を求めました。

「随分とノウハウお持ちですので、技術的な支援を1年間お願いしたい」(豊中市・浅利敬一郎市長)
「住民の皆さんに近い自治体としてモデルになっていただきたいと思ってますので、財政的な支援はきちっとサポートします」(大阪府・橋下徹知事)

政令市以外への教員人事権の移譲は、全国で初めてです。
(01/28 07:25)

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