2011年03月24日

これからの修学旅行

これからの修学旅行は、海外を知ることを目的にするのではなく、ショートステイなどで地域の文化を体験し、つながりを作ることに移行していくだろう。

テロなどのリスク、為替変動、原油価格に左右される海外でなくても、日本の山村漁村農村の生活体験の方が、かえって貴重な勉強になるとも考えられる。

電気を使わないで生きていく体験など、
「生きる力」を育む上でも有効である。

都市と農村山村漁村、あるいは農村山村漁村間での交流など、普段からの地域間の連携は、大切だ。

この地震の復興には時間がかかるだろう。物資輸送など緊急支援は、行政や大企業などが担ったが、精神的な支援や細やかな手伝いなど、継続的な支援では、複合的な地域間の連携が大切になってくるはずだ。

世間の関心が薄れてしまいそうな時こそ、日常の交流がモノを言ってくるのではないだろうか。

これからの修学旅行のキーワードは、
体験と交流と考えられる。
農山漁村での仕事や生活や
アフリカやアジアに出て学校や病院などを建てる活動。
そして旅行後も続くつながりを作ること。

そんな変化を感じている。


ukon7 at 07:33│Comments(0)TrackBack(0)clip!コラム 

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