2011年11月08日

地域に支えられる小学校

11月5日、柏市立手賀東小学校の収穫祭を見学しました。

学校の畑で、自分たちで育てたお芋を焼き、みんなで食べます。
エデュブル・スクールヤード(食育菜園)というアメリカの中学校での活動を思い出しました。
料理人のアリス・ウォーターさんが、子どもたちと校庭のアスファルトをはがし、無農薬で野菜を作り、それをみんなで料理して食べると、荒れていた学校がみるみる立ち直っていったそうです。
手賀東小の子どもたちが心優しく感じたのも、こういった日々の積み重ねなんだと思います。
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もち米が、おもちに変わっていくのは不思議。子どもたちは、熱心に観察しています。
入学前から学校の先生と接することができ、1年生になってスムーズに学校生活が送れそうです。
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お餅つき。学年を超えて、助け合う。
親も先生と間違ってしまうくらい、地域の方々が協力しています。
みんなが、子ども一人ひとりのことを知っていて、育てていこうという意思を感じました。
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つきたてのお餅と焼きたてのお芋を、みんなで食べました。
お餅やお茶を持ってきてくれたり、座る場所を作ってくれたり、小学生に接待?してもらいました。
大人と話したり、気配りしたり、これも社会勉強ですね。
地域の高齢者の方々も、子どもたちの元気な姿に触れられ、嬉しそうです。

小学生の代表が、地域の方々へ感謝の気持ちを伝えています。
校長先生は、一つの思い出が、小学校時代のすべての印象を良くしてくれることがあるとも話されました。
大人になって聴くと、しみじみと吸収できます。

校長の荒木先生は、人間味あふれる魅力的な方です。
校長が、地域に根差した学校でありたいという意思を示し、地域の方々の協力を得て、学校運営されています。

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