2012年03月06日
授業の改革が、学校を変える。
先日、市内の中学校を見学し、授業や施設を見させていただきました。
その中学校は、以前は、少し荒れている印象を私は持っていたのですが、今は落ち着いた、しっとりとした雰囲気に包まれていました。
校長先生に、今の落ち着きを取り戻すために取り組んだことを質問したところ、校長は、授業の質を改善させることを徹底したと答えられました。生活指導の強化や集会での説教ではなく、しっかりと授業に取組む姿勢を、全教職員に徹底させたそうです。これがボディブローのように効き、今があると振り返られていました。
理科の実験では、全員が授業に参加し、生き生きと、学ぶ生徒の表情を見ることができました。安全面に、教員の細心の注意が払われています。
また、特別支援学級を、できるだけ閉ざさないよう、教科担当の先生が授業する時間や所属の学級に戻って授業を受ける時間を組み合わせていました。
相談室では、空き時間のできた教員が授業を受け持つ。相談室通いの生徒に対しても、しっかりと学習してもらう熱意を示している。教員の負担は大きいと思うが、成果は出てきていると説明してもらいました。