2012年08月16日

教育委員会の教科横断プログラム開発

堺市教育委員会では、「子ども堺学」モデルカリキュラムを構築し、主体的参加型学習を実現させようとしている。学習カリキュラム・プログラムを、教育委員会が音頭を取って、広く知識を集めて開発することに意義を感じている。
 掛川市の生涯学習都市宣言に基づく掛川学、金沢市の外国語学習など、地域素材を活かした横断的な学習の取り組みは、他でもあった。
 教科を横断した学習のカリキュラムの実施は、学習指導要領との兼ね合いが難しい。一教員が、意欲的な試みを実践しても、負担は大きいが、広がりがない。周囲に妨害されることも多いのが現実。教育委員会が、叡智を結集し、研究開発特区も視野に入れながら、モデルを作り上げて欲しい。
 オランダで痛感したのは、教育プログラムを、教育センターのような機関が開発し、教員が活用していること。学校は、教員の教材研究の負担を軽減するだけでなく、良質で生徒に安定した教育内容を提供できる。

http://www3.sakai.ed.jp/weblog/index.php?id=sakai159&type=2&category_id=1048&date=20120331&optiondate=201106

トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔