2013年04月11日

シンガポール式数学

シンガポール式算数の教材が、世界中の教育現場で広まりつつあります。
先日、訪問したオランダのハーグ市教育サポートセンター(HSO)でも目にしました。

Rekenwondersは、シンガポール式算数のオランダ版です。
http://www.youtube.com/watch?v=cSzXtP068qg
Rekenとは、オランダ語で計算という意味だそうです。
http://www.bazalthco.nl/rekenwonders

シンガポールの初等教育は世界的に水準が高いことで有名です。
IEA(国際教育到達度評価学会)のTIMSSと呼ばれる国際数学・理科教育動向調査 でも常に上位の成績をおさめています。
その国が使っている教材には、以前から興味を持っていました。

bar-model(バーモデル・棒状の図)を使って考えるのが特徴的です。
そして、文章問題を使って練習しているようです。
参考
http://www.thesingaporemaths.com/
http://www.thedailyriff.com/WordProblems.pdf
DSCN0503DSCN0500



















これは、2013年2月に訪問したハーグ市教育サポートセンター(HSO)で撮った写真です。
階段に貼られた7の倍数。
この教材について、もっと深く知りたくなりました。
研究を進めていきます。

文科省で研究された内容もご紹介いたします。
「算数・数学教科書のあり方−国際比較を中心に−」
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/tosho/004/gijiroku/08100711/004.htm


トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔