2013年07月16日

山びこ学校と課題解決学習

学童保育や学習塾など放課後の子どもの居場所であるネクスファにて、ストーリーテリングの授業を行いました。
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生活綴方の社会科教育で有名な、無着成恭先生の「山びこ学校」の文集を扱いました。
山びこ学校の実践は、読み書き計算ではなく、「このミカンはどのように栽培され、お店に並ぶのか?」、「先生が教えるいい子と親の考えるいい子は違うが、どうしてか?」、「なぜ、私たちの生活は貧しいのか?」など身近だけれど、答えの出ない問を考える中で学んでいきます。子どもたちが考えた結果を文集にまとめ、他地域の友達と意見交換していました。
この授業に参加している子どもたちも、他地域の子どもと交流できる機会を作っていきたいと考えています。柏の都市部の児童が多いので、たとえば、山村や漁村の子どもたちと交流する機会を持つことは、貴重な経験になると思います。
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今日の授業の中で、一年生から四年生が混じって、一緒に国語辞典を調べたり、地図帳で位置を確認したり、何年前の出来事かを計算したり、教科を横断した勉強になっています。これからは、手紙やメールを書いたり、相手に説明するための写真や絵を用意したり、大人になっても役立つ学びを身につけていきます。

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