2013年07月20日

せんきょCAMPとシティズンシップ教育

7/18、せんきょCAMP柏というイベントを開催し、政治や選挙の仕組みについて説明し、皆さんからのご質問をもとに話し合いました。
せんきょCAMPについて http://senkyocamp.org/
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「どうしたら自分の意思が反映されるのか」、「当選したら、人間が変わってしまう人がいるが、どう見分けるか」、「どのようにして候補者を選べば良いか」など様々な質問が出て、あっという間に二時間半くらいが過ぎました。
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これまでの政治不信があっても、投票や応援を通して、ご自身の意思を社会に反映できるよう働きかけていくきっかけになれば幸いです。
政治の話題は、オープンな場では語らない方が無難であるという風潮もある中、今日のような機会は貴重だったのではないかと思います。

2013年の柏市議会で、投票率向上に向けた取り組みとしてシチズンシップ教育について質問しています。
選挙管理委員会を質すだけではなく、自らも呼び掛けていかなければならないと考え、シティズンシップ教育を実践しています。
山下洋輔議員2
以下、質問内容です。
7月21日投票の参議院議員選挙ですが、投票率を向上させるために、どのような対策を取られているでしょうか。
特に、若年層の投票率が低いことが課題と指摘されています。この対策の一つとして、政治教育という一面もあるシティズンシップ教育が有効であると、私は考えます。
シティズンシップ教育とは、社会の一員として、社会や経済のしくみを理解し、積極的に関わろうとする態度や、社会を維持、運営していく力を育成する教育です。
教育基本法の教育の目的にもある「主体的に社会形成に参画し、その発展に寄与する態度を養う」に通じる内容です。
学習指導要領では、たとえば、中学校で、3年生社会科の公民的分野において、「個人と社会生活」の中で、家族、学校、地域社会などを取り上げ、個人と社会のかかわりについてとして盛り込まれています。
これまでの選挙関連のキャンペーンといいますと、選挙期間中の活動が中心で、ともするとその有効性に疑問が付されてきました。最近の政治意識の希薄化や選挙への関心の低下などを踏まえますと、確かに従来のやり方では限界があるように思えます。シティズンシップ教育を選挙啓発活動に取り入れることによって、長い目で見た問題の解消になるのではないでしょうか。
選挙啓発として、シティズンシップ教育を推進することについて、どのようにお考えでしょうか。
また、以前、選挙ポスターの絵を募集されていました。ポスターということで入りやすく、考えるきっかけになり、特別な時間を準備するのではなく、図工や美術の授業時間に行うことができるという点でも、有効なものと評価しています。ポスターに採用された児童生徒にとっては、大きなきっかけとなりますし、友達や家族といったその周りへの影響力もあり、まさに市民協働の事業だったのではないでしょうか。
現在、このポスターに代わる選挙啓発学習は、学校にて行われているのでしょうか。


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