2013年11月19日

子どもの声から学び、社会に活かす

今日はネクスファでストーリーテリングのプログラムを実施。子どもたちの成長は目覚ましく、人の話を聴く姿勢と人前で話す姿勢が身についてきました。
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話の内容も深まってきました。「学校で勉強しないで遊んでいたい」という声に対し、「勉強しなければ学校の意味がない」という意見が出て、「学校の意味は?」といった問いから、「勉強しないと大人になれない」という意見、「大人にならなくてもいい」という意見、大人になりたくないかどうかの話合いが展開し、大人の定義について考えました。子どものままでいたい大人の増加している社会問題にも通じるテーマだった気がします。「放課後の理想的な過ごし方」について、川などでの外遊び、家を作る、お手伝いしてお金を稼ぐ、本を読む、夕食の手伝いなどが出てきました。外遊びについては、治安や自然環境などが課題です。夕食の手伝いについても、夕方に親が家がいて食事を作るという当たり前のように思える家庭環境が、当たり前ではないのかもしれないと気づかされました。 
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実は私にとっても、毎月この時間は貴重な学びです。子どもの声を直接聴くことができるからです。私は、常々、子どもの視点をいかに市政に取り入れるか考えています。子育て支援政策と言っても、親など大人の要望がベースになっており、当事者の子どもの意見とずれている場合も多々あります。子どもと信頼関係を築き、少しずつ本音を聴かせてもらえるようになれば。文字通り、子ども学ばせて頂いています。
子どもの声を聴くにも、言葉の話せない小さい子どもの声は、大人の想像力や自分事とした真摯な感性にかかってくるとのご助言を頂きました。そういった感性も磨いていきたいと思います。
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