ワールドカフェ
2011年02月05日
温泉で対話-第3回フューチャーセンター柏
4月16日か23日(土)午後13時から17時に開催を予定しています。
昔の銭湯のようなコミュニティをイメージしています。
途中で入浴できる休憩時間も取り、文字通りの裸のつきあいで
対話ができればと考えています。
さらに、この企画に、もう一つ面白い方々とコラボレートできそうです。
今、交渉中ですので、追ってお知らせいたいます。
以下、この交渉過程を知ったスタッフの福島からのメールです。
柏まちカレの雰囲気をよく伝えています。
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第1回のフューチャーアートも自分の中では相当面白かったですが、
今回の企画もまた、うまくまわってきています。
こういうのできないかなぁ(ひらめき)
↓
いいねぇ!(FaceBook風)
↓
物理次元で関係者に連絡とってみる
↓
やはり うまくまわっているのが確認できる
(相手にとってもJustタイミング)
↓
ワクワクして当日をむかえる
↓
あとは おっけー
てな感じ。 それが まちカレの真骨頂!
第2回フューチャーセンター柏予告!
次へとつなげていきたいと考え、第2回目を企画いたしました。
話し合いの満足だけに終わらず、
行動への第一歩を踏み出せるような対話の手法も準備しております。
未来の柏を参加者の皆さんで創造するフューチャーセンター柏。
第2回では「新時代のコミュニティ創造」と題して、
世代間やサークル活動の垣根を越えた新しいコミュニティづくり
に関してワークショップを開催します。
第1回目のワークショップでも多様性というキーワードが多く出てきました。
ワールドカフェの他にオープンスペースという自由な討論形式を使って、
短い時間ではありますが、将来設計および小さな一歩の実現に向けての
足場づくりをしていきたいと考えています。
皆様の熱意をぜひ継続していってください。
【日時】:2011年2月19日(土) 13:00〜17:00を予定
【場所】:東葛飾高校視聴覚室(参加者には追って地図をお送りします)
【内容】:テーマ「新時代のコミュニティ創造」
〜かけあわせてつくる街の新しいコミュニティ〜
①ダイアローグ(世代間・新旧住民間など)
②オープンスペース(テーマ出しをしていただき、グループごとに具体的な行動計画を立てます)
2011年02月04日
フューチャーセンター柏−対話による課題解決の場
私たち、まちを教室に見立て、まちの人を先生に、
参加者同士の学び合いを演出し、柏の魅力を引出そうという
柏まちなかカレッジを運営しています。
その企画の一つに、フューチャーセンターという
対話による課題解決を目指す場を作ろうと活動しています。
フューチャーセンターについて、
わかりやすく書かれた記事を紹介します。
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/office/080327_12nd/index.html
私たちは、複雑に絡み合った問題を対話によってほぐしていくきっかけをみつけたり、
大きな組織での部署を横断したプロジェクトが生まれるきっかけを作ったり、
そんな前向きな場つくりを模索しています。
施設を作ろうというものではなく、
集まって対話する場をコーディネートできればというところです。
第1回目「フューチャーセンター柏」は、2010年1月9日に
倉庫を改装したギャラリーの「アイランド柏」にて開催しました。
全員で33名ほど、行政関係者も8名参加いただけました。
他市からの参加もあり、多様な会となりました。
ワールドカフェで柏の強み・弱みを出しあい、
アート製作もまじえ、粘土で理想の柏を作ってもらいました。
イメージを言葉にする手助けを試みました。
【日本経済新聞2011年1月7日】
当日の様子をまとめた以下のブログをご覧ください。
◆柏まちなかカレッジ
http://www.kcollege.org/blog/?p=358
◆副学長福島の「教育の扉」
http://blog.goo.ne.jp/fin-kyoiku/e/e89f260225ec9e67441b6e03c16edc55
2010年05月23日
柏まちカレで本格的ワールドカフェ開催!
5月29日(土)本格的ワールドカフェ開催
柏まちカレ・ワールドカフェ開催のお知らせです。
ワールドカフェとは、「人は会議室のような張りつめた空間よりもカフェのようなオープンの空間の方が、自由な発想やアイデアが浮かぶ」ということで、アニータブラウン氏により1995年に提唱された対話の方法です。
NECの組織改革や横浜市の市民会議でも使われたことで大きく報道されました。今回、全国規模で行われるワールドカフェウイーク2010に合わせ、私どもも共催団体としてエントリーしています。
今まで東京・大阪が中心で行われてきましたワールドカフェがついに柏にもやってきました。当日の進行スケジュールは以下のとおりです。
1.ワールドカフェとは何か
(コーディネーター福島による説明)10分
2.セッション準備 5分程度
3.ワールドカフェ 1ラウンド 20分
「心地よい職場・コミュニティをつくるためには」
4.ワールドカフェ 2ラウンド 20分
5.ワールドカフェ 3ラウンド 20分
6.ハーベストタイム(成果の刈取り)15分
7.フリートーキング 15分 (写真は、第1回まちカレカフェ
2010/1/24実施)の様子
≪実施要項≫
講座タイトル “対話空間in柏”
日時: 5月29日(土)14:30〜16:30
場所: PORCHI(ポルチ)
http://www.porchi.jp/access.html
(市役所通りにあるお店。柏5-2-11 アルティスタ1F)
コーディネーター: 福島毅(柏まちなかカレッジ副学長)
受講料: 1,500円(参加費500円+ケーキ飲み物セット1,000円)
定員: 20名(申込先着順)
※「ワールドカフェウィーク2010」の共催団体として行います
2010年03月27日
イギリスのコーヒーハウス、フランスのカフェ、そして・・・。
サクラを待ち望み、希望あふれるこの季節。
4月はじめ、もうすぐですね。
つい先日、知り合いから教わり、山納洋さんが著された
『人と人とが出会う場の作り方 コモンカフェ』を読みました。
百聞は一見にしかず。
大阪(中崎町)にあるコモンカフェに行ってきます。
今、人とのつながりや出会い、コミュニティといったものが、
大切にされていると感じます。
そんな中、3月11日の日経新聞夕刊に興味深い記事がありました。
柏まちなかカレッジ副学長の福島先生にも、電話でお知らせました。
話し合っていることが、現実に起こってきている。
まさに、そんな感じでした。
WEB上でも見かけたので、紹介いたします。
社会人、なぜか各地で茶話会の輪、
ゆるい対話が心地いい、人とつながる魅力(生活)
【仕事・お酒抜き】
お茶だけでゆっくり対話する社会人の「ゆるいコミュニケーション」が広がっている。喫茶店でのおしゃべり会や哲学論議の輪。参加者は会社の枠にとらわれず自由に語り合う。ビジネス上の目的はなく、出入り自由な拘束力の弱い交流。今なぜ「ゆるコミ」に彼らはひかれるのか。
「喫茶の会」というおしゃべり会が東京を中心に数を増やしている。2008年1月にJR恵比寿駅(渋谷区)近くで「恵比寿喫茶の会」がスタートしたのを皮切りに、地名を冠した同様の会が汐留、目黒、大崎さらには京都市など全国約40カ所に広がった。これまでの参加人数はのべ3000人を超えた。
旗振り役はネット市場調査のコンサルタントをしている新井潤さん(55)と企画・デザイン会社を経営する星僚太郎さん(37)だ。
恵比寿喫茶の会で知り合った2人は遊び心から「全国喫茶の会」をつくった。新井さんが会長、星さんが事務局長となり開催希望者を募った。
(1)月1回、決まった喫茶店で定例会をする(2)参加人数は10人程度(3)お酒はなし。お茶をしながら会話を楽しむ――など同会のルールを守る人をリーダー役の喫茶長に“任命”。会のロゴ入り名刺も配った。
会に集まるのは男女ともに30代が中心。起業家や営業の仕事をしている会社員、出版関係者らが目立つ。
おしゃべりのテーマは特に決めない。例えば2月末の平日夜に開かれた「浅草喫茶の会」。「この人は歴史にすごく詳しいんです」「エー、私も興味がある」。名刺交換をしながら、ひとしきり趣味の話題で盛り上がった。仕事の話より、人柄がわかる会話に興味を持つ参加者が多いようだ。
□ ■ □
喫茶の会はなぜ増えたか。星さんは「お茶だけという特徴が人を引きつけた」とみる。よくある異業種交流会はアルコールが入ると盛り上がりすぎて、騒がしい。参加費も3千〜5千円。酒を好まない人は参加に覚悟が必要ともいう。
だが、喫茶の会の費用は1人200円の参加費とコーヒー代。それが参加しやすさ、友人の誘いやすさにつながると星さんはみる。
ネット上で見つけ、会に顔を出した生命保険会社の男性(28)は「仕事以外の場で、いろんな人と知り合う機会はこれまでなかった」と話した。不況で人脈や知人を求める気持ちは強まるが、普通に過ごしていては人間関係が築きにくい。だからこそコーヒー1杯を仲立ちにした出会いに期待をかけるのかもしれない。
関西では哲学カフェという集まりが活発だ。毎月大阪や神戸の喫茶店など何カ所かで開かれている。フランスの哲学者がパリのカフェで、日常生活に役立つ哲学をめざして開いた対話の会が始まりだという。
大阪大学の大学院にいた00年から「カフェフィロ」というグループに参加、哲学カフェにかかわった明治学院大学の寺田俊郎准教授は02年から東京でも哲学カフェを主宰している。「自由とは何か」など、ふだんは立ち止まって考えることがないテーマを論じ合う。こちらの参加者は学生から年配者まで多様だ。
□ ■ □
直近の1月例会では東京都千代田区の喫茶店に30人が集まった。テーマは「募金に応じるのは偽善か」。「議論が盛り上がり、次の会では『偽善は悪いことか』を話し合うことになった」。寺田准教授は喫茶の会の広がりと、哲学カフェには共通点があると分析する。
出入り自由で、喫茶店というくつろいだ雰囲気の場所を選んでいること。参加者間に直接の利害関係がない。最も重要な点は、明確な目標や達成課題を掲げていないことだという。
ビジネス上の成果を急ぐ異業種交流や同好の士の集いとちがい「何かを目的とした集まりではない。だから互いの発想を掘り起こし、耕すような感じの会話が生まれる。それが緩いコミュニケーションになる」(寺田准教授)。
会社人生に変化をもたらしたいという願望は強い。東京の会社員、原田弓子さん(38)は勤続18年。夜はお酒とカラオケ、自宅ではテレビばかり見る生活に嫌気がさして横のつながりを求めた。ちょうど離婚も重なった。09年から月に1回、友人らに呼びかけて土曜のランチ会を始めた。職場近くの喫茶の会にも参加した。人と話すと生きている実感がわくという。そんな状況が多様なコミュニケーションの場を生む背景にもなっているようだ。
(編集委員 須貝道雄)
【心の“よろい”脱いで】
喫茶やカフェのリラックス作用。そこに着目した「ワールドカフェ」という米国発の会議手法がある。カフェのような場で対話をすると、より創造的な発想が生まれるとして、最近は企業や地域活動でも活用されている。09年11月にはコンサルタント会社など18団体が参加して東京、大阪などでイベント「ワールド・カフェ・ウィーク2009」が展開された。
実行委員会の代表を務めた大前みどりさんは企業の教育ビデオなどを手掛ける映像制作者。各種の研修の現場などで感じるのは「多くのビジネスパーソンが武器を携え、よろいをまとった姿」と語る。競争・成果主義の強まりで「他人からの評価を必要以上に恐れ、自分の意見をストレートに表明する人が少ない」。
数人のグループに分かれて席替えをしながら、一つのテーマを自由に語り合うワールドカフェは「よろい」を脱がせる効果があるという。これも「ゆるコミ」がもたらす一つの変化といえそうだ。
【図・写真】コーヒーを飲みながら情報交換する「恵比寿喫茶の会」のメンバー(東京都渋谷区の恵比寿三越パパスカフェ)
2010年01月23日
まちカレCAFEって?
今日も、その準備や今後の方針の話し合いをしてきました。
「まちカレカフェって、一体、何ですか?」
そんな素朴な疑問があるかと思います。
簡単に言うと、まちカレ運営委員と関係者、興味をお持ち方との交流の場です。
まちカレプレ講座の報告やみなさんのご意見・ご感想をお聞きし、
一緒にこれからのまちカレを作っていく場になればと願っております。
当日の形式は、各テーブルで話をするといった感じです。
あらためて、私たちの内部で話し合われた内容を読み返してみました。
福島副学長の意見から引用いたします。
大まかな、形式と意図を察していただければ幸です。
「まちカレカフェでは、講師・受講生の交流の中で創発的な何かが生み出されてほしいなと思っています。
これからの講座のあり方や斬新な企画、受講生にとって魅力的な企画案などです。
こうしたアイデアをうまく引き出すには、従来型の立食パーティ式あるいは固定席に座ったままの交流では実現が難しいと思うのです。
そばに座った人と雑談して終わり・・・ということになりがちなので。
そこで、個人的にはワールドカフェスタイルでやってみたいと思っています。
ワールドカフェについての詳細は、以下にありますので参照して下さい。
http://www.humanvalue.co.jp/service/wcafe/
私もワールドカフェについてはファシリテーションの経験がありますが、わりと抽象的なテーマで見知らぬ参加者同志の話し合いから、本当にいろいろな気づきやアイデアがでて面白いですし、意図的に座席移動があったりして様々な人とつながることができます。」