子育て
2014年09月30日
「子どもの学びについて考えるシンポジウム」に登壇
パネリスト
◆森沢典子さん(写真左から2番目)
浦安の森のようちえん
◆川崎知子さん(写真左から3番目)
小学校教諭。イエナカフェ(日本イエナプラン教育協会千葉支部)
◆永井 貴博さん写真左から4番目)
株式会社ユニイク代表取締役社長 / こどもこのさきプロジェクト実行委員会
小学校教諭。著書『学校珍百景―「学校あるある」を問い直す』
2010年02月07日
子連れ銭湯
こんなことが書かれていました。
友人に子連れ銭湯にはまっている友人がいる。
幼い息子は、あちこちのおばあちゃんたちから声をかけられ、アイドル状態。
自然と、みなさんが、息子の面倒をみてくれる。
朝から晩まで子育てに追われていた友人は、銭湯でのんびり、お風呂に入れると笑顔である。
また、週末に家族で銭湯に行く友人は、息子2人とご主人が男湯に。
友人は、銭湯の時間はのんびりと極楽を味わえるとのこと。
銭湯は、入浴マナーを教わる格好の場。
体は湯船につかる前に洗う、タオルを湯船につけない、湯船に入る前に髪を結ぶ、体を拭いてから出る、などなど銭湯では自然に身につくものである。
昔から地域の社交場であった銭湯。
子連れ銭湯で、年配の方々のお力をお借りしやすい状況が生まれます。
2009年06月16日
宿泊体験レポート
6月6日・7日、千葉県立手賀の丘少年自然の家にて、宿泊体験学習を行いました。
昨年の秋から、NPO法人教育支援三アイの会で企画したものが、実現できたことに感謝の念で一杯です。
「異質の他者との出会いを通して、生き方を学ぼう」。年齢や生活背景の異なる他者同士が話し合い、参加者それぞれが学びあう。このような思いで、企画してきました。
悩みを持つ児童・生徒、子育てに悩む親、若者と高齢者が集まって、自然に囲まれた手賀の丘少年自然の家で寝食をともにしました。参加者は、13名。小学生、高校生、大学生、30代、60代、70代、80代の老若男女。数こそ少ないですが、多様なメンバーでした。
話しやすい状況を作るために、プログラムを組みました。
出会いの集いでは、二人組みになって話し合い、全体に相手を紹介する他己紹介を行いました。1番手の木内理事長の演劇経験を生かした紹介のおかげで、参加者は恥ずかしがらずに発表できました。腹話術では、声を出して笑い、初対面の緊張を忘れてしまいました。話すことが苦手でも、人形を通してなら話をしやすい。人付き合いに悩む参加者の一人が、コミュニケーションのヒントを見つけたとの感想を聞くことができました。
プラネタリウムでは、リラックスし、おおらかな気持ちになれたようです。天体に思いを馳せ、日々のあわただしい生活や悩みを相対化することができたのではと思います。夜の語らいでは、伝言ゲームで盛り上がりました。言葉を伝える難しさを実感しました。
その後、車座になって語り合いました。人生経験に裏打ちされた知恵と若いエネルギーや発想を交流させることができました。この結果が、翌日の音楽の時間につながりました。白木氏(木内理事長の教え子で、参加者・水沼氏の友人)の詩「ゆっくり行こうよ」に、大学生の小神野君が曲をつけて、みんなで歌いました。会場が1つになり、涙ぐむ参加者もいました。まさに、この2日間の結晶といえます。
予算、参加者や学生スタッフ募集など、苦労した点は多々ありました。作成したチラシを近隣の商店においてもらったり、講演会で紹介したり、友人や市民活動仲間に口コミで広めていただいたり、多くの方々の協力を得ることができました。また、忙しい中、時間を縫って参加していただいたスタッフのおかげで、貴重な二日間になりました。
本当に、参加者全員で作り上げた2日間でした。ありがとうございました。
2009年05月21日
一緒にいたいけど、親は忙しい・・・
親は忙しい
親子が一緒に過ごす時間を確保することが難しいことがアンケート調査の結果から明らかになりました。
「『思うとおりの子育て』、『子の相手をする時間』、『コミュニケーションがとれているか』の3つは、トライアングルを成している」と監修の定松宣義氏は指摘しています。
つまり、子どもと一緒に過ごす時間が増えれば、親子のコミュニケーションが取れ、子育てがうまくいっていると親は感じることが出来るということです。
しかし、平日に子どもと接する時間は、1時間未満と答えた親が41.9%(2時間未満・73.2%)にのぼました。
(子育て講習会や相談会への参加についての)自由記述の欄でも、「忙しい」、「仕事との両立が大変」、「時間的余裕がない」などの文章が目立ちました。
「ワークライフバランスというが、あれは一部の企業の話」などの記述もみられました。
2009年05月12日
子育ての考え方−新しい・古い
子育ての考え方−新しい・古い
どれが役立つものか混乱してしまいます。
そこで、子育てネットワーク作り実行委員会では、
そんな子育ての考え方について、
約1600名の子育て中の親(小学校低学年、幼稚園、保育所)から意見をうかがいました。
その中から、いくつか結果を紹介します。
「きびしいしつけは必要か」との問いに対し、約7割が必要と答えています。
子どもへの不安についての質問では、「基本的な生活習慣が身についていない」という答えが1番多く寄せられました。
どのような大人になって欲しいかという質問に対しては、「規則を守り、人に迷惑をかけない」や「礼義正しい」が上位を占めました。
このような親の願いが、きびしいしつけを求める背景にあると考えられます。
一方で、ほとんどの親が『子の自発性を尊重』したいと思っています。
「『きびしいしつけの中に、子の自発性を願う』親の温かい気持ちが伝わってくる」と監修の定松宣義氏はコメントされました。
「厳しい父親像とやさしい母親像」については、否定的な見方が多く出ました。
また、「男の子らしく・女の子らしく」育てるという考え方には、回答が分かれました。
2009年04月14日
2009年02月24日
不登校児童・生徒を持つ親への講演会 「愛の宅急便−不登校児童・生徒への支援」
不登校児童・生徒を持つ親への講演会
「愛の宅急便−不登校児童・生徒への支援」
2月に不登校児童・生徒と教育現場で関わってきた佐々木氏による講演会と
心理カウンセラー・元教員による個別相談会を開きます。
費用は無料です
ぜひ、ご参加ください。
講師 佐々木初太郎 氏
(東京文理学院高等部顧問、「教育・福祉研究所所長」)
演題「愛の宅急便-不登校児童・生徒への支援」
開催日時 2009年02月26日(午後2時から4時)
開催場所 ニッセイライフプラザ柏
(柏駅東口、三井住友銀行のビルの4階です。)
参考 柏市民活動情報サイト
http://
問い合わせ
NPO法人教育支援三アイの会
電話 04−7162−2130
柏市柏3−6−14
増谷第1ビル4階402号
http://
2009年02月19日
子育て講演会「東南アジアで垣間見た子育て事情」を聞いて
私・山下は司会をつとめました。
野口栄一郎氏を講師にお招きし、
「東南アジアで垣間見た子育て事情」についてお話してもらいました。
野口栄一郎先生は、小学校校長を定年退職した後、
オーストリアやミャンマーで日本語や日本文化を教えてこられました。
民話の研究をご専門とし、『関宿で昔話を考える』などを著されています。
訳書に『ヤンゴン河の虹 ミャンマー民話集』もあります。
また、岡村真理子氏らとともに、カンボジアに学校を贈る活動もされてきました。
このような野口先生のご経験を
興味深いミャンマーやカンボジアでの写真を交えながら、
現地の教育事情を語っていただきました。
たとえば、ミャンマーでの道路事情や宗教的背景を具体的に紹介され、
ミャンマーの国民性などへの認識を新たにする機会となりました。
親とともに登下校すること、学校の建造物が立派なことなど、
教育に力を入れていることも知ることができました。
なかでも、ミャンマー文字の学習教材は興味深いものでした。
初めて学ぶ子どもたちが勉強は楽しいものだ、
と感じさせる工夫がなされたカードを紹介していただきました。
日本のイロハカルタのようなもので、
「食事は家族一緒に」や「先生に迷惑をかけない」といった
教訓的な短文を通して文字を学習していきます。
文字を覚えるとともに、社会的なルールも自然と身につけられるようになっていました。
ミャンマー人は語学の吸収力が早いそうです。
その理由をミャンマーの方はこう答えたそうです。
「語学は遊びごとではなく、生活のかかったものなので、真剣なのは当然」、と。
ご専門でもある民話についても、お話いただきました。
日本、東南アジア、さらにはギリシアの民話の間でも
共通するものがあると指摘されました。
したがって、民話には普遍的なテーマが盛り込まれているので、
読み聞かせは子どもの教育に有意義であることを改めて教えていただきました。
野口先生のわかりやすい語り、子どもへの愛情あふれる内容、そしてやさしいお人柄
に会場全体がひきつけられた2時間でした。
2009年02月16日
子育て講演会「東南アジアで垣間見た子育て事情」
三アイの会で子育て講演を企画しました。
貧しさ、苦しさの中で生きる東南アジアの子どもたちの姿から、
子育てのヒントを見出します。
カンボジアの子どもたちを支援する活動をしている野口栄一郎氏。
著書に『ヤンゴン日記』があります。
お気軽にご参加ください。
参加費 無料
日時 2009年2月19日 午後2時から4時
場所 ニッセイ・ライフプラザ柏 セミナールーム
(柏駅東口、三井住友銀行のビルの4階です)
特定非営利活動法人 教育支援三アイの会 主催
お問い合わせ 電話 04−7162−2130(10時から16時)
ファックス 04-7162-2140
参考 柏市民活動サイト
http://kashiwanpo.genki365.net/gnkk07/pub/sheet.php?id=4560
2008年09月24日
スクールカウンセラー田口学先生のお話
スクールカウンセラー田口学先生のお話
2008年9月21日(日)、NPO教育支援三アイの会会議室で子育て研修会が開かれました。小中学校の教育現場で心の悩みを持つ子どもや親、教員の支援をされているスクールカウンセラー田口学先生の講演でした。
田口先生は、2007年3月に設立された「親と子どもの育ち支援 こころの匠ネット」の代表として、講演会やセミナーを行っています。
「親と子どもの育ち支援 こころの匠ネット」は、松戸市のスクールカウンセラー有志が中心となって、小中学校の教育現場で心の悩みを持つ子どもや、親や教師の支援をしています。
近年、「めんどくさい」などの理由から、葛藤することなく学校に来なくなる生徒が増加しています。また、コミュニケーションの取りにくい生徒も増えています。
しかし、現場ではスクールカウンセラーの勤務時間は減っています。
学校では扱えない精神的な問題(統合失調症、摂食障害など)に関して、コンサルテーションする情報が少ないのが実情です。
以上のような危機感から、子育て、教育に関わる関係者が、連携、協働のもと、教育支援活動を行なっています。
そして、予防的な観点をもって、地域へ能動的に働きかけています。
講演会では、田口先生は生徒の様子などにふれながら、スクールカウンセラーの現状をお話しされました。
後半は、中学校での事例について、参加者みんなで話し合いました。
参加者それぞれの経験から、多くの貴重な意見が出ました。
・生徒の不安を受け止め、現実に適応できるような支援の必要性。
・他者からの自己肯定感、役割感を持てるような支援
・自信をつけられるような支援
・家庭、学校、地域の連携
・「学校に行く」ことは原則
このほかにも事例への働きかけに関して、具体的な話し合いが展開し、非常に有意義な会となりました。
「親と子どもの育ち支援 こころの匠ネット」HP
http://www.ne.jp/asahi/taiyo-cmp/manabi-ken/index.html
2008年09月08日
子どもの心が輝く子育てネットワーク作り事業
子どもの心が輝く子育てネットワーク作り事業
独立行政法人福祉医療機構「長寿・子育て・障害者基金」助成事業である
子どもの心が輝く子育てネットワーク作り事業に実行委員として参加させて頂いています。
核家族化、少子化など社会が変化するなか、
親が日常の中で孤立し、どう子育てをしてよいか悩み現状があります。
この事業は、そんな親の負担を少しでも軽くしたいという思いから、
さまざまな団体、企業、ボランティアに呼びかけてネットワークを作り、
育児、子どもの生活作りなどに関する講演、研修会、相談会を実施しております。
今まで講演会(平成20年7月19日、藪中征代先生/聖徳大学児童学博士)、研修会(平成20年6月20日、三輪多恵子先生/元小学校校長・心理カウンセラー)が開かれました。
そして、今月は田口学先生(スクールカウンセラー)による子育て研修会が開かれます。
日時 9月21日(日) 午後1時〜3時まで
場所 NPO法人教育支援三アイの会 会議室
連絡先 04-7162-2130
この事業を企画し、運営の中心となっているのは、教育支援三アイの会というNPO法人です。千葉県の小中学校を定年退職した元校長・教職員が集まり、地域の教育や親・教師のための活動をされています。
三アイの会HP http://www.geocities.jp/rpsgq464/
電話での悩み相談、教育相談、夢未来塾、子育て講座、教師のための指導力養成講座など、無料で行っています。
私が柏で活動を始めた頃、この三アイの会の存在を知り、
素晴らしい会が柏にもあることを嬉しく思い、ご助言を頂ければと考えていました。
その思いが通じたのでしょうか、理事長の木内先生よりお声をかけて頂き、
子どもの心が輝く子育てネットワーク作り事業で一緒に活動することになりました。
大先輩方の近くで活動することで、長年の教育経験を吸収していこうと思います。
同時に、自分たちの研究や若さを、できる限り、試していくつもりです。