教育評価

2012年08月21日

少年期におけるリーダーシップの評価方法に関する調査研究

国立妙高青少年自然の家が、小学生のリーダーシップを測定し、育成に活かす仕組みを開発。
質問内容や集計プログラムを公開している。
「少年期におけるリーダーシップの評価方法に関する調査研究」 
http://myoko.niye.go.jp/result/H23.html

リーダーシップを測定。質問・方法などが公開されています。
教育評価という点だけでなく、なぜ野外活動(遊び)が大切かを実証してくれる仕組みとして意義あるものです。夏に向けて、宿泊学習や子ども会などで活用してみてはいかがでしょうか。


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2012年05月05日

通知表とポートフォリオと三者面談-オランダ報告4

オランダイエナプランの学校での「教育評価」について、報告いたします。

通知表は、数値で表されていません。
国語、理科、社会、音楽といった教科ごとではなく、主体性などの姿勢や聴く力やプレゼン力などスキルについて、5つくらいの項目について、教員がコメントを記し、評価されています。

児童生徒・教員・保護者の三者面談は、年に3回程度開かれます。
ここでは、この通知表をもとに話し合われます。
子ども自身の評価と合わせて、話し合われます。
保護者も同席していますが、児童生徒-教員が話し合い、保護者は傍聴しているイメージです。

それぞれの児童生徒は、学びのポートフォリオを作成しており、自分自身の評価に役立てています。
一番よくできた作品や印象深い取り組みをファイルに保存しています。
たとえば、1年生の時に、きれいにアルファベットが書けるようになった時の練習プリントが保存されており、発達の過程をたどりことができます。

写真は、そのポートフォリオを見せてもらっているところ。
CIMG3104

それぞれの児童生徒のポートフォリオが、教室の棚に保管されています。
CIMG3101

卒業生のポートフォリオも、PCスペースの棚に保管してありました。
CIMG3103


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